意味深なタイトルだが、それと同じようにコケティッシュな演劇だった。
藤田貴大はストーリーを語る気がないことは前にも書いた。
今回も、売ってるパンフ(テキスト)を読んで、やっと「そういうことだったのか〜」と気づかされたが、青柳いずみの一人舞台は観ていて楽しい。
それだけで1時間15分、楽しめる。
箱のサイズも的確だったし、ビールを飲みながら、というのもいい。
パンフを買った方がいいと思ったのは、アフタートークを聞いてから。
そういう意味ではフジタは本当にサービスが悪い作品を作るし、それを変えようとする気がないらしい。
でも新作は魅力的だ。
そしてそれが作り込んだ作品(「ロミジュリ」とか寺山とか野田)じゃなければ、やはり気になる作品を作ると思う。
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