ラーメン続き

　いちどラーメンのスープを自分で作ってみれば良い。鶏ガラなり豚骨なりを鍋で煮込む煮込む煮込む・・・。煮込む程美味くなる。当然時間がかかる。

　だから行列ができるラーメン屋が美味い筈がない。客がいれば、そのスープを薄める薄める。客がいる限り薄めれば薄める程収益が上がるのだ。

　味に拘っている事をアピールして「スープ無くなり次第終了」を謳った店もあるが流行っている店に対する悪あがきに過ぎない。
　ラーメン屋に「ブレのなさ」を求めるのはどだい無理なこと。

　かつて世田谷通りにあった博多一番だか九州一番だか忘れたが（登戸店は未だあったが当時の味はなかった）茶髪の不良そうなあんちゃんの店を贔屓にしていた。客が多い日は不味く、少ない日は美味かった。

　そう考えると武道屋は旬といえる。店主の熱意はハンパない。スープは濃厚、薄めてない。私が訪れた時は昼時にも拘らず行列は無かった。今後行列ができるようになれば薄まるよw

　だが、ラーメンという食べ物はもっとカジュアルなものじゃないかな？食べて暖まってそのまま家へ帰る。東陽町で暖まっても船橋に帰る頃には湯冷めしてるよ。

　逆に平塚の松壱家、味が落ちた。でも平塚を通る度に寄っちゃうんだろうなあ。
　そう！これが「ブランド」という物だ。