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2017年10月27日11:03

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★勉強に、食らいつく。(メルマガくん:10/27号)

 「英語はどうやって勉強したらいいですか」
 
 大学受験を目指している人から聞かれました。
 私の時代でしたら、簡単でした。
 『新・基本英文700選』(鈴木長十、伊藤和夫/駿台文庫)
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796110445/anweb-22
 を登下校のとき、歩いている間、音読しながら暗記する。
 これだけで、たいていの大学の英語は合格点を取れて、
 お釣りが来ました。

 「歩きながら音読するなんて、かっこ悪い」

 勉強に、食らいつくんです。
 こちらは、今も昔も変わりません。
 私はこの年齢になっても、毎日、歩きながらフランス語の本を
 音読しています。
 モーパッサンの「首飾り」を1ページ、
 ミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」を1項目、
 音読するのです。

 電車の中では音読できないので、
 エマニュエル・トッドの新作を黙読します。
 古い比喩で恐縮すが、それこそ、弁当箱のように大きくて分厚い本です。
 電車の中で、こんな大きな本を読んでいる人には、
 あまりお目にかかりません。
 たぶん、今では流行らない姿なんでしょう。
 座らないで立って読んでいると、脚力も腕力もつきます。
 大学受験なら、簡単な英語の読み物を読むといいでしょう。

 学生と違って、時間がない大人なら、なおさらです。
 ランドセルをしょって、本を読みながら登校していく小学生が
 理想の姿です。

 食らいついたら、放さないのです。
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