まず舞台の三分の一を弦楽アンサンブルが陣取り、ダンスと演奏が交互に行われるが、1H40minの3分の2が演奏。
ザハーロワの華、身体の美しさ、身体能力の素晴らしさはわかるが、基本的に、こんな構成と舞台の狭さでどこを評価すればいいんだ!って感じ。
アンサンブルとダンサーが有機的に奏であう演目は中では最後のひとつだけだったし。
マイミクさんのレポを読むと、もう一個のプロの方がよかったようだ。
しかしレーピンとザハロワ、どう見ても内容からいって嫁の方が格上っぽいのだが、旦那の方が美しいメロディを陶酔して奏でていて、嫁の方は明らかに土臭く(バレエって(特にロシアだからだろうか)汗をかいて行うからだろう)、旦那の方が上品で格上かもって錯覚してしまうが、
はっきり言って旦那の方は必要ないって思える公演だった。
ポスターもザハロア推しだしな。
土臭くても、瀕死の白鳥はあくまで優雅で、「美しく死んでいく」j感じだった(実はそこは個人的には不満)。
あの肉体だけで金払う価値はあるが、これはバレエの公演なのだろうかという基本的に?という疑問と騙された感が、観劇後に残った。
残念だ。
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