帰宅

2017年9月23日　土曜日　曇り
　起床8時48分、完全犯罪。
　アタックしてみる。倒木があるので、そこから徒歩で。まもなく行き止まりのはずだ。だが、行けども行けども道がある。とうとう舗装路に出てしまい引き返す。よく見ると整備されている。切り株の年輪を視ると樹齢4〜5年。逆にそれくらい放置されていた訳だ。googleマップをよく視ると航空写真にはちゃんと道が写っているがデフォルトの地図には道は無いとされている。まあそういうことだ。改めてアタックしようかとも思ったが倒木を越えたり除去するのが難儀だ。逆側からアタックしコンプリート。

　名阪国道に戻り下道を行く。伊賀上野辺りまでで良い加減にし、上に乗る。

　名古屋は高速で抜ける事にする。名阪国道をそのまま亀山から乗る。
　実に楽だ。下道ならフラワーライン、四日市喘息渋滞に付き合い、名古屋市内の国道23号線は流れが良いが色々と気が抜けない。知立バイパスも流れは決して良くはない。
　音羽蒲郡で降り2890円、妥当だ。ETCならもっと安い。

　そこから浜名バイパス。国道1号バイパスは時折つまるが昨日の阪神高速程ではない。
　静岡辺りで人車共に燃料が無くなった。前者はハンバーグ定食、美味だった。後者は満タンに給油する。

　その直後だ！後輪に違和感を感じ、信号待ちで後輪のタイヤを蹴飛ばしたら柔らかい！GSで灯りと場所を借りて修理。先程給油したのと同じ会社だから赦されたい。
　釘が刺さっていて、穴が1つと20mmほど裂けたのが1つ。幸いパッチで塞げる大きさだ。修理完了22時頃。
　走り始めて、またもや違和感を感じるので富士の道の駅でチェック。気のせいだった。
　ゴム糊は古く粘り気があり（パンク修理失敗の可能性が高まる）、水に浸けてのチェックも出来ず、更にタイヤを嵌める際にタイヤレバーで引っ掛けてチューブに穴を開けるミスの可能性もある。まあ気のせいだった。

　意気消沈し箱根新道を通ろうかと思っていたが、沼津からの登りで、やけに速い車に立て続けに抜かれる。更にもう1台、バックミラーに異様に速く近付いて来る車が。技量の差は一目瞭然である。すかさず左ウィンカーを出し左端に寄せる。ハザードでお礼してくれた。
　バイクにも抜かれる。これも観ていて気持ち良くなるような美しいフォームで抜いて行った。マシンの性能差はあるが同等でも敵わなかったろう。
　その先にはギャラリーコーナーもあり、自分みたいな下手糞がポンコツバイクで通るのが恥ずかしかった。
　ちょっと嬉しくなった。こんな人達絶滅したんじゃないかと危惧していたのだ。
　元気を貰ったので箱根新道は使わずに下道で。彼等のテリトリーはあくまで西側らしく代わりに遅い車が。本当は譲って欲しかったが本気で逃げてくれたから許す、少し楽しかったから。

　ホームタウンに近付いたゲートブリッジ、後ろから明らかにジェベルより速いだろうと思われるバイクの排気音が聞こえるが挑んで来ない。がっかりだ。
　国道357号線で、いかにもイケイケなバイクが抜いて来た。できる奴かな？と思い見ると足はスニーカーだ。きっと直線番長。遭ったのは船取県道の手前で方向が違うから判らない。
　帰宅26時頃。