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2017年09月17日20:01

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大国主神社2

紀の川市指定文化財
民族文化財(指定第八号)
権大明神垂迹神像(南北朝時代)
大盛飯祭礼図(明治時代)
大国主神社神楽殿(江戸時代中期)
指定 昭和五十一年九月二十九日
所在地 貴志川町国主一番地
権大明神垂迹神像は、貴志の庄を開拓した農祖神として古来郷人に親しまれ、『権大さん』と呼ばれ、その御姿は農衣で左肩に鍬を担いでいたといい伝えられているが、今はその鍬はない。
一木造り彩色で、身丈約三十七cm、肩幅約十九cmで、大国主神社に合祀されている神像である。
大盛飯祭礼図は、古来『貴志の大盛飯』として継続されてきた祭礼行列を描いたものである。
明治初年中絶のやむなきに至り、今後の復興の資料にと中西才松翁が中島寿靖氏に依頼し、明治十七年三月に祭礼行事の模様を描いた貴重な資料である。
神楽殿は、高床式舞台造りである。
当時この地方の文化殿堂として祭礼に際しては能舞台や神楽殿ともなった。
また句会の場ともなり、場合によっては奉納相撲の観覧席ともなって人々を楽しませてくれた。
このように神事・祭礼につかわれた建物であろう。
民族文化財(指定弟一九号)
大飯盛物祭(鎌倉時代より現在)
指定 平成五年九月二十一日
所在地 貴志川町国主一番地
鎌倉時代末頃から大国主神社に伝わる伝統ある行事である。
盛物とは高さ約5m、幅約3mの電球様のものを竹軸で作り、表面にむしろを巻き、餅をぐるりに取り付けたもので、この盛物を奉納する全国的にも類例のない珍しい祭りである。

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