夏休み、そしておねぇは、、

おねぇの方は11歳になって、学校もギムナジウムになり勉強も結構大変そうだ。ラテン語なんてやってるんだから可哀相だなぁ、とも思う。まぁ、こちらで大学に行ってインテリと呼ばれるにはラテン語が大事なんですが、使い道は余り無い。日本で古い漢文を勉強するのと大差無い。

が、夏休み中、勉強する気はゼロらしい。田舎に来ても同年代の子達と遊びまくっている。今一番の関心事は家庭の呪縛（おかぁさんの文句）からの独立らしい、、、今丁度おかぁさんが新しいボーイフレンドを紹介したので（それでも身長に時期を考えて１年ほど待ってからなんですが）、その辺も気に食わない所があるらしい。と言ってもその男性と仲が悪い訳ではなく、どちらかと言えば家庭内（おかぁさんの意識内）における自分の領域が狭まるのを恐れているようだ。この辺はなかなか難しいところですが、今時パッチワークファミリーというのは当たり前になっているので、皆そういった葛藤を乗り越えて育っているのだから余り心配する必要は無いだろうと思う。

まぁ普通にティーンエイジャーになりつつある、というところでしょうか。ヒップホップに凝っていてクールとか連発している。今回最大の悩みは、、初めて髪を染めるのにピンクにするかブルーにするか、という問題だった。結局おかぁさんのダメ出しが入ってしまったんだが、僕は『そーゆー事は言わずに既成事実を作ってから見せるんだよ」と言って、おかぁさんにお目玉食らいました


ひとりでフテくされていると心配なおかぁさんが寄って来てくれるので尚更フテくされの回数が増えるような気もする。余り構いすぎない方がいいんじゃないの？と言っても普段遠い所に居る僕の言葉には説得力がなさそうだ。

１１歳の頃の悩みなんて既に記憶にないですが、何故こういった人生なんだろう、なんて訊かれると、結構色々と考えてるんだねぇと思う。それでもおかぁさんと楽しそうに遊んでいるのを見ると円満な家庭だと思う。