演出がいないとこんなことになってしまうかと思ったくらいの冗長さ。
蜷川が生きてたら怒るだろう。
しかしそれをもってしても余りあるくらいのシェイクスピアの台本の凄さよ。
不安で押しつぶされそうになるマクベス夫妻の描写は、現代でも通用する凄さだ。
この見るものを不安の真っただ中に陥れる部分は、とても参考になる。
いつも日常生活を送っていると忘れがちになるのだが、仕事をしてたりすると、そういう言いようのない不安感に陥る瞬間ってあるよね。
そう言ったネガティブな感情の動きも描写できる人に、僕もなりたい。
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