A quoi pensent les plantes? (Jacques Tassin/Odile Jacob)
https://goo.gl/QHyFuH
(植物は、何を考えているのか?)という本を読みます。
160ページと、分厚くないので、さっさか読めると思っていたら、
案外、進みません。
フランス語の植物学や生物学の用語が難しいからです。
たいてい、ギリシャ語が元になっています。
【photosynthese】(光合成)
ギリシャ語由来の【photo】(光)と【synthese】(結合)から
成り立つ言葉です。
【chlorophylle】(葉緑素)
これも、ギリシャ語由来の【chloro】(緑)と【phylle】(葉)です。
日本語の「光合成」「葉緑素」は、すっと読めます。
たしかに私はフランス語より、日本語のほうが速く読めるし、
もともと、フランス語の生物用語には慣れていません。
きっと、それだけではありません。
漢字を使って、「光合成」「葉緑素」という言葉を造った
日本の先輩たちに改めて感謝します。
「セルフメディケーション」なんてカタカナ言葉を
平気でつかう平成時代は、あきらかに知的に後退しています。
言い換える知的努力を引き継いでいきましょう。
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