肩取り一教 (草書)
取り
離れた位置から肩を取りに行って下さい
受け (左半身)
行書と違うのは受けを崩すのに左手は使いません
ざっくり言えば、受けの手を払い、振り回すと受けが腰辺りで崩れている です
左足を下げ、右手で受けの左手を払う
実下まで下ろした後、受けの手を握らないように
個人的な感想ですが、指先に力が入ると手首・肘・肩が緊張します
結果腕を伸び伸びと振り回すことができなくなります
手を回すというより、受けの肩を回す感じで (手を頂点とした円錐形)
この感覚が解ると大きく回す必要もなくなると思います
体の動きは基本的には先週の行書と同じです
振上げた手が正面に来たら体が開き、丹田と腕がやや前に出る
受けの腕が自然に止まったところから、手首を極めようとするのが楷書、行書
つまり、一教運動の形に合わせているとも言えます
草書は腕を回すに合わせて肩・腰・膝・足等を動かします
身体全体が動くエネルギーを受けの手から肩へ伝える感じです
一教ですが受けがうつ伏せになって初めて固めるという形になります
繰り返しますが、腕を回すことで一教は行いません
その考え方が上達への足を引っ張ることになります
気をつけてください
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