ジーメンス・シュタットは言ってみればトヨタシティのようなものか、、ジーメンスの中枢機能と工場群、そしてそこで働く人々が住めるようにと建てられた住宅群から成る。壁の時代にジ−メンスなどの大企業は政治的に不安定なベルリンを嫌って西ドイツに移って行ったが、国の特別補助金をもらえるだけの生産機能は残された。壁崩壊後も企業が戻る事はなく、生産機能も暫時縮小傾向を保っている。街自体は、この百年以来の多くの建築群が残されており結構見所はある。
バウハウス創設者として知られるグロピウス設計の集合住宅群。
きれいにレストアされていて、これなら住んでもイイかも、と思わせる。
1ブロック手前にあるハンス・シャロウンの集合住宅。
少々ファサードが汚れている。窓の配置等を見るとバウハウスとは異なったリズム感が見て取れる。個人的にはグロピウスの方が潔くて良いなと思う。
ログインしてコメントを確認・投稿する