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2017年05月25日09:40

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人生意気に感ず「トランプとアメリカの威信。第三次大戦。ふるさと塾はペルー移民」

◇トランプ大統領の言動を見て、国家の威信ということを考えさせられる。威信とは威厳と信頼を意味する。それはトランプがアメリカ大統領なるが故である。北朝鮮の金正恩など、そもそも威信などということは問題外である。
 なぜ、アメリカの大統領について威信が気になるかといえば、アメリカ建国の原点からの歩みの成果によりアメリカは多くの矛盾を抱えながらも、民主主義の本家本流であり、人類進歩の象徴と見られているからである。
 選挙は民主主義を実現する重要な過程である。だからアメリカの大統領選挙は民主主義にとってこの上なく重要な国家的事業である。
 こともあろうに、その大統領選の中で、ロシアと通じて工作していたという情報がアメリカ議会で大きな問題になりつつある。あのニクソンを失脚させたウォーターゲート事件の再来か。ロシアゲート事件ともいわれる出来事はどこまで真相が明らかになるのか。
◇北朝鮮の金正恩は世界から軽蔑の目で見られているが、トランプのことを俺と同類ではないかと捉えているかも知れない。中国の習近平主席は、アメリカの民主主義も結局こんなものかと安心しているかも知れない。朝鮮半島に向かうカールビンソンもロナルドレーガンも、国家の威信に支えられて本来の力を発揮できるものだ。
 ローマ法王が懸念するように、世界は今非常に危険な状態にある。ポピュリズム(大衆迎合)、保護主義、ナショナリズムがアメリカを中心に世界を覆いつつあるからだ。日本の役割は非常に大きい。それは日本国憲法にかかっているといえるのである。
◇今月の「ふるさと未来塾」は27日(土)、テーマは「南米移民」。南米移民といえば、ブラジル移民が最初だと思う人が多いがペルー移民が約10年早い。佐倉丸がリマに着いたのは1899年。コロンブスの新大陸発見からおよそ400年が経過していた。この間、奴隷貿易が長く続いた。新大陸発見は、発見された側にとって正に悲劇の幕開け。壮大な人種差別の始まりであった。ペルーと日本の出会いは明治5年の奴隷船マリア・ルス号事件。佐倉丸の人々は奴隷制を背景とした農場で悲惨な目に。首都リマに逃げた人々は逞しく生きる。熊本からの移民藤森直一。その子謙也は大統領に立候補する。虐げられたアンデスの人々は彼を支持する。前橋市総合福祉会館。午後6時半から。(読者に感謝)

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