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2017年05月26日09:57

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人生意気に感ず「日中友好理事会。中国で拘束の日本人。前川前文科次官」

◇昨日、群馬県日中友好協会の理事会が行われた。平成28年度事業報告、同年度決算、平成29年度事業計画(案)、同年度予算(案)等が審議された。注目すべき項目は、今年3月に上海で実施された青少年書道展、4月18日中国大使館に五葉松の記念植樹を行ったこと等である。
 群馬県日中友好協会は、尖閣問題に火がついた2013年(平成25年)にスタートした。嵐の中の船出であったが、この間日中友好の役割を果たすべく着実な歩みを続けてきた。上の行事は、このことを物語るものである。
 日中両国の関係は、世界史的な大変化の中で依然として厳しい状況にある。北朝鮮という狂気の隣国を抱え、アメリカと中国は日本の運命を決する重要な国々である。地政学的には中国は日本にとって最重要な国である。日本は賢明にしたたかに中国との関係を築いていかねばならない。
◇最近、中国で日本人6人が拘束された。その多くはスパイ容疑といわれる。中国で拘束中の日本人は計11人である。恐い国という印象はぬぐえない。人権の保障が徹底されない全体主義の国の恐さ。こういう国家権力の恐さを見る時、日本という国の良さを感じる。
 人権は人間なるが故に当然保障される。日本国憲法は人権の保障を高く掲げ、そのための法の支配を徹底している。時の政治の手段として司法権を曲げるようなことは有り得ない。憲法の原則は国家権力を制限する目的であることがよく分かる。
◇中国当局がスパイ行為をしたとして、外国人を拘束する事件は後を絶たない。アメリカ人女性がスパイ容疑で拘束された時は、ティラーソン国務長官が訪中時交渉し、その後女性は釈放された。カナダ人男性がやはりスパイ容疑で拘束された時もトルドー首相が釈放を要求し、男性は釈放された。日本人6人はどうなるのか。中国当局は日本人拘束を外交カードとして政治利用する可能性があると言われている。三権分立が疑われる国に対し日本政府はどのように対応するのか。心配である。
◇前川文科省前次官の記者会見が大きな波紋を広げている。獣医学部新設計画をめぐり、「総理の意向」などの文言を含む記録文書が確実に存在していたと強調した。政府の姿勢と真っ向から対立する。成り行きはどうなるのか。野党は鬼の首をとった様だ。政権はどう動くか。(読者に感謝)

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