ロードバイクはもっぱら健康のためのトレーニング用で、郊外をロードで走ると言うのはめったにない。大体林道・農道などに入って行くのが好きなのでロードではマズい場合が多いし。それでも珍しくアスファルトからはみ出しません、と誓ってロードで出かけました。
とりあえず電車で街から出る。25分で別世界へ。兎に角並木道が多い。西ドイツでは並木道は交通事故の原因になると言われて相当切られてしまったが、旧東ドイツには古い並木が健在。並木道の気持ち良さは走ってみないと判らないかも。
緑も相当濃くなってきた。
丁度菜の花の季節。結構重い香りで、この花の蜂蜜も割と重たい感じ。
途中休憩。割とよく寄る小さなレストラン。鶴の季節のなると混んで席が取れないんだが、今はノンビリしていてシェフと談笑。レモンのケーキ、美味。
17世紀のスェーデンとの戦勝記念塔。当時スェーデンは無敵だったらしい。長くヨーロッパが戦争に明け暮れていたのも昔の話ではない。
この辺りから湿地帯に入って行く。畑ではなく放牧場になる。人の気配は極めて希薄。野生動物にとっては住みやすい場所だろう。誰が見るでもない花が咲いている。
今回唯一舗装路ではない部分、2キロ程度のパヴェ、もしくは砂道。このくらいならロードバイクでも問題無い。
大きな湖の南端に出る。珍しく吊り橋がある。ちょいとオランダっぽい。
緩やかな丘を快適に進む。こういう時ロードバイクは気持ち良いなぁと思うけれど、まぁスポルティーフでも大差は無いです。
目的地ノイルピンに到着。ここはなかなかキレイな街です。昔は軍都だったようですが、町並みに面影が残っている程度。湖に面していて小ぎれいな店もあり、観光地というほどでもなく、落ち着いた良い雰囲気です。
湖眺めてビールを一杯。電車を待って帰路につきました。なかなか良い半日でした。
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