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2017年03月17日16:35

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現代人の陰陽

買い物でレジにいたら、奥の作業場から顔を出された方が「こんにちは。邑なか先生ですよね?」とおっしゃり、作業用のマスクを取られて「私は陰性ですか?」とご質問下さった。
陰性だったら、まずここで質問できないだろうなと思い、「いやいやそんなことないですよ」とお伝えした後、良くお顔を拝見するとそのお肌の色から甘い物、乳製品を多く取られてきたと思ったのでそのようにお伝えしたら、「ここのところ甘い物を凄く取っています」と。
甘い物を沢山取れること自体、基に陽性が入っていないと無理だと思うし、甘い物を多く取っていてもこのように一日立ちっぱなしで働かれていること自体やはり陽性が基に入っていらっしゃる。
レジで他の方もいらしたし、ちょこっとの間で無責任なことも言えないので、その場はそれで退散させて頂いたが、本来日本人の女性に動物性は必要なかったのに、お母さん、あるいはおばあさんの時代から毎日のように動物性が入り、その陽性な動物性が体内で代謝できていない女性が多い。
そこでマクロビオティックスに出逢い、陰陽バランスの取れた生き方であるマクロビオティックスではなく、単に「玄米採食」を実践され、今までに必要以上に摂取してきた動物性を代謝しないまま、圧力鍋で炊いた玄米やごま塩、きんぴら、海藻、あるいは植物性なら良いと思い、大豆蛋白や車麩等蛋白質を主に取られているとますます陽性になり、過食になったり、甘い物をとても欲したり、イライラしたり、冷え症になったり、旦那さんとの関係が悪化したり。。。
そうすると、甘い物を沢山食べているから自分は陰性だ、とか、人生うまくいかないから陰性だとか、塩や代謝できていない動物性があってNa(ナトリウム)が多すぎて血液が粘ってうまく巡らないがために冷え性になっているのに、冷えがあるから陰性だと思われている方も多い。
(勿論貧血で陰性な冷え性もありますが)
(過食は食のアンバランスだけの問題ではなく性の問題もありますがここでは控えます)

アメリカのクシインスティテュートにいた頃は毎食「グリーン」と言って大量の青い野菜が出ていた。
ここ数年、望診させて頂く方には、必要なのに、このグリーンが不足している方達がとても多い。
蛋白質重視の食生活をされてきた方は腸を活発にるす為にもとにかく青い野菜が沢山必要。
あと、カボス等柑橘類が必要な方達も多く、三杯酢をお勧めすることも多い。
酸味は収れん性があり、甘い果糖が多い果物とは違う。
林檎やみかん等の果物は甘味とそれを消す酸味もあり、お肉や魚を沢山取ってきた方達にもとても必要。
肉食が主のヨーロッパでは青林檎をかじりながら歩いている人達が多いように。

基が陽性な人ほど、陰性な甘い物を欲し、甘味だけの物を取っていると赤血球が破壊され、極度な貧血になっている方もいる。
また、基が陽性で、陰性なアルコールや果物、甘い物を欲して多く取っているから出血が止まらないという方もいらした。
あるいは基が陽性で、陰性な果糖が多い果物や砂糖を取って、カンジダや膣炎になりやすい方も沢山いらした。
また、アメリカ生活が長い日本人女性、あるいは半分は白人の血が入った子達の複雑な食史も一概に植物性なら良いとはいかず、ご先祖様からの西洋料理で膵臓が弱っていて、植物性だけで栄養吸収がうまくいかない方も多く、考えさせられる機会を沢山頂いている。

バリバリのキャリアウーマンでとても陽性な方でも症状が出血が止まらないという陰性なら、基が陽性だということを意識して食事の指導をさせて頂いてきた。
陽性で陽性な根菜は必要ないようでも、砂糖の取り過ぎで膣炎等の症状が出ていればアルカリの強い牛蒡の絞り汁を飲んで治まったこともあった。

毎日のようにある癌のご相談。
癌細胞事態は陰性だけれど、その人の陰陽を見定めてアドバイスをしなければならない。
夜かかってきた電話。「お食事で治して下さると聞いて。。。」
「治すことができるのはご自分だけですよ」と、お電話の声からとても陽性な方だと判断し、その方に不安を与えないように、陽性な方に分かりやすい言葉選びをしながらお話した。

昨夜響いた一慧先生のお言葉。
「漠然と人生があるんじゃないよ。食べた物によって考えが、自分の意識によって変わる。意識を持って変える。どうでも良い人生なんてないよ」「ヒポクラテスは病は人が作る。歪みを自然が癒すと言ってました」

本当にその通りであり、これらのお言葉の奥深さ、重みを感じる。

どう食べ、自分の体を、自分の考えを、自分の人生をどのように変えていこうかは自分次第。
病は自分で治していくしかないし、自分の人生は自分で選んで作っていくんだと覚悟を決めている。

「何を取ればよい」等の情報に流されるのではなく、調和を取るためにどう食べたら良いか、それが料理だし、環境と調和した食べ方も大事。
ハワイ島ではハト麦茶飲んでいたら粒の穀類は必要なかったし、毎日アボカドや酸味のある果物を取っていても平気だった。
でも日本に帰ってきたらあんなに欲したアボカドを特に食べたいとは思わない。
玄米に基本食という私にとっては陽性な食事を長年したきたので、陽性過多な私や子ども達。
玄米はこの数年ほど、家では炊いていないし、麦の麺等の陰性な穀類を取ることが多い。
毎食青い野菜や大根、キノコ類、芋類、柑橘類、三杯酢を取っているけれど、陽性でしまったものを緩めるのは時間がかかる。

昔と違い、動物性が親の代から沢山入っている現代の方達は体内に蓄積されている動物性の蛋白質、脂肪、Naを代謝させるのに工夫と年月が必要。

娘と着付けのクラスを終え、Veganのお店でランチ。
久々に玄米を頂き、夜は私も娘も蒟蒻を欲し、欲するがまま手作り生蒟蒻にアルカリの水菜をかけ、生のミニトマトにワサビと柚子酢を入れた醤油をかけて頂いた。

明日のマナマハロでのお餅つきの準備で今日は一日立ちっぱなし。
疲れて陽性になり、やはり緩める陰性を欲し、みかんとちょっと米飴をきかせたものを欲した。
明日のお餅もご参加の方々の陰陽に合わせて分搗きました。
8種類のお餅のトッピングもご参加の方々の陰陽に合わせて考えました^^
けんちん汁は陽性な方達ように隠し味を思いつき。。。

来週は80人分のケーキ作り。
陽性な保育園児達に合わせ、蒸しスポンジケーキを考案中。
明日から5月末までちょっとハードな日々なので、ばてないように程よくNaも入れて、でも陽性になり過ぎないように^^

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