高校受験

「JKだよ！JK！自分がJKなんて信じられない！」と娘。
私「JKってなに？」
娘「女子校生！」
私「そんなの知らないし、JKなんて日本語も英語もありません！」
って、この前産み落としたと思ったのに、もう16歳なんてこっちが信じられないわ！

ハワイ島に住んでいる間、日本の価値観というものを全く忘れていた。
日本に帰国した途端、中学進学の息子、高校入試の娘。
学校説明会とかに足を運ばされ、すっかり日本の社会に戻り、気づいたらこの価値観に振り回されている自分。

でも、学校の勉強は自分達がやりたければやればいいし、宿題も忘れて怒られるのが嫌ならやればいいと思っていて、人として大事なことを忘れず、生きる力を身に付けてもらえたらと思っているのに変わりはなく、「勉強しなさい」とか「宿題しなさい」とか言ったこともなければテストで100点取ってきても褒めたこともないし、30点取ってきても叱ったことはない。私もそうやって育てられたから。

アメリカの高校に行けばいいのに。。。と娘に言ったら、どうしても高校生活は日本で送りたいと。キャンパスラブでもしたいのか＾＾；
高校生のうちは自宅から通えるところでないと駄目という主人に従い東京の高校は諦め、山梨の高校を色々調べ、娘が「行きたい！」と決めた高校は甲府にあるSGH；Super Global High Schoolに文部省から指定された高校。
グローバル人材として社会で活躍する人を出すSGU；Super Global Universityに入学できる子を育成するカリキュラムを持つ高校。
確かに内容を見ると面白そう。

でも、夏に一時帰国の際、教育委員会に相談に行ったら「日本の中学に通っていなくてこの高校はそうとうハードル高いですよ」と言われ、高校浪人のこと等ご心配頂いて。。。でも諦めない娘。

一か月前に帰国した娘。やっと戻った日本での生活を楽しんでいて、〇〇のコンサートチケットを取る為に受験本番二日前はずっと電話の前。
お気楽受験生だねぇと、私。

ご縁がある高校に決まるから、日本の高校駄目だったらアメリカに戻れば？と言う私に、自分の夢を叶える為に、絶対この高校に入りたいの！変なこと言うのやめてよ！と。
自分の目的を達成する為にはどうすれば良いか、1歳の頃から体感している娘は、甘い物は判断力を鈍らせるからと、つい私が東京のクラス帰りにお土産にマクロの和菓子を買ってきても大好きな甘い物には帰国してから絶対に手を付けず。
そして、受験日前日からは完全断食。
お味噌汁だけでも飲む？という私に、「大丈夫」と娘。
受験日当日の朝も何も食べず、お弁当は他の子の手前自分だけ食べていないのはと、おにぎりだけ持って臨んでいた。

アメリカのVisaを取る為にアメリカ大使館に面接に行く日も家族全員で断食。
途中東京の地下鉄の中で「お腹空いた〜」「僕達別にアメリカに住まなくてもいいもん！」と叫んでいた息子達に対し、一人でもいいからアメリカに行きたい！と言っていた娘は何も言わず断食し、そしてその結果、母子四人にVisaがおり、周りからは奇跡的だと言われたっけ。

ずっと忙しく、家にいても心ここにあらずで3月3日も東京だった私。
今日はランチを約束していた友人が発熱して、時間ができたから、やっと昨日で全て終わり、目先の目標を達成し、新たなスタートを目前に控えた娘へを意識して、午後は息子達のお友達も遊びにくるようだし、道明寺粉で関西風桜餅作り。
陽性家族なので、長い間オーブンを本当に全く使っていませんが、和菓子を作っていると優しい気持ちになり愉しい。
千利休の頃は抹茶の陰性に対し、陰性な砂糖を使った和菓子ではなく、陽性な塩を使ったお茶菓子だったというけれど、陰性な甘いあんこの入った道明寺粉に陽性な桜の花の塩漬けがやはりマッチする。

娘の受験日、私は朝から東京へ越す友人家族の引っ越しのお手伝い。その後たまたま東京でのクラスの為東京へ移動して、東京でのお引越しも手伝わせてもらい、情けないことに1週間経っても腰痛がまだひどい。
腎臓を労わってくれる道明寺粉用のあんこの煮汁をコップ一杯残ったから、丁度いいやと、飲み干した＾＾

油の排泄か今月初めに声帯をやられ、その後咳がひどく、夜中も咳で起きたりしていたので、蓮根湯を飲んだら一日で咳が治まった。

鼻水がひどい長男は昨夜寝る前に自分で里芋パスタを作って鼻の上に貼って寝ていた。

どこの高校、どこの大学等関係なく、このように、自然の秩序を知り、「生きる力」を身に付けていってくれさえすればと思うけれど、夢を果たすために頑張っている娘の「今」はやはり応援したいと思い、その為に娘の願いが叶って欲しいと単純に母としてやはり望み、校長先生のお名前と娘の名前が同じ画数ならその学校とご縁があると「名前のセミナー」で言われ、娘が受験していた高校の校長先生方のお名前を調べたりもしていた＾＾

もう、ここからはアッという間に羽ばたいていってしまうんだろうなぁ。今朝から早速お友達の家に遊びに行き、今夜も友達と集まるのを、やっと人と交流できる！と喜んでいる。
「片づけなさい！」と口うるさい親も卒業しなきゃ。
私が羨む集中力を持ち続け、常に夢を持ち、困難も有り難しと思って、思い通りの人生、歩んで行って欲しい。

娘だろうが息子だろうが関係なく、3月3日や5月5日はどこの家もお餅を搗いていたらしいけれど、ちょっと遅れて今週末はマナマハロでお餅つき。
春の皆の魂の成長、新たなスタートを想い、宇宙米を搗きます！