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2017年03月09日10:14

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人生意気に感ず「6年前を振り返る。原発事故は終わらない。巨大地震と北の核に対して」

◇間もなく6年になる。史上最大ともいうべき東日本大震災である。私の人生の歴史においても大変な出来事であった。あの3月11日、私はある思いを抱いて小坂子町公民館の広間に立っていた。そこは、一ケ月後に迫った県議選の選挙事務所になる場所であった。ある思いとは、最後の選挙を戦って政界を去り新しい人生を始めるという決意であった。長い県議生活を振り返ると様々なことが去来した。
 その時である。ただならぬ轟音が大地を揺すって響いてきた。異常に長いのである。次第に情報が伝わる中で、社会は一大パニックに陥った。停電となり、ガソリンスタンドには長蛇の列が出来た。現代の文明は電気によって支えられている。電気が切れると社会の構造ががたがたになり、日常生活が成り立たなくなることを思い知らされた。
◇信じがたいような大津波の襲来は映画の大スペクタルのようであった。間もなく原発事故が伝えられた。人々の反応は当初、津波と比べそれ程深刻でなかった。原発という超メカに対する理解のなさ、そして放射能という目に見えないものの恐ろしさが分からないことの結果であろう。チェルノブイリに匹敵すると言われてもピンとこない人が多かった。
 6年経っても原発事故は解決しない。あの時、原発事故がこのように長引き、このような悲惨な結果を引きずることを誰が予想したろうか。これでもまだ、日本は原発を続けるというのであろうか。
◇原発と原爆は同根である。日本は人類で最初に原爆の洗礼を受けた。広島と長崎の悲惨さは日本人でなければ分からない。核保有国は核を最高の兵器として安易に考えている。戦争となれば手段を選ばないことは歴史の教えるところだ。民主主義の国では、それでも核使用に至る迄に様々な制度的チェックがあるが、独裁国にはこれがない。狂気の独裁国北朝鮮は核を日本に向けていることを明らかにした。
◇東日本大震災6年目は大きな節目である。近づく更なる巨大地震から日本を守らなければならない。近づくのは自然災害だけではない。戦争の危機である。新しい戦争は核と共にテロという形で襲いかかる。国家ぐるみのテロ集団が北朝鮮である。首都直下、南海トラフの巨大地震にテロが重なる時、どうすべきか。(読者に感謝)

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