mixiユーザー(id:12569023)

2017年01月30日09:52

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人生意気に感ず「トランプの本格外交が。アメリカ第一と中国。日米同盟の意義」

◇安倍首相は28日夜、トランプ大統領と電話会談、2月10日ワシントンで首脳会談。いよいよ日米の直接の接触が始まった。日本とだけでなく、世界各国とのトランプ外交が本格的に動き出した。霧の中から突然姿を現した巨大怪物にどう向き合うか。世界中が戸惑っている。就任演説でも外交方針については明確なメッセージがなかっただけに各国の戸惑いは大きい。
 アメリカを中心に世界の舞台は回っているから、戸惑いつつも、各国はアメリカと対応しなければならない。トランプ大統領との電話会談の申し入れは殺到していると言われる。
◇トランプ大統領との電話会談の順位が、アメリカにとっての重要度を示すかのようだ。
 28日の電話会談は、日本が最初で、ドイツ・ロシア・フランス・オーストラリアの順。
日本が重視されているのは、中国との関係で日米同盟がいかに重要かを示すといえる。
◇トランプ大統領は就任演説で「アメリカ第一」を強調した。世界で第一であることを示すための最大の障害物たる存在は中国である。
 中国は世界の工場となり、世界の貿易の舞台に登場した。中国にとって、最大の貿易相手国はアメリカ。アメリカの対中貿易赤字は右肩あがりに増え続けている。中国は貿易で稼いだドルで軍備の増強を続けている。中国の存在は、貿易(通商)と軍事(安全保障)が一体となって強大化を遂げ、アメリカの脅威となっている。アメリカが中国を抑えて「アメリカ第一」を実現するためには、日本の存在が鍵なのだ。
次期米国務長官ティラーソン氏は南シナ海で中国が造成した人工島へ中国がアクセスすることを認めないと明言した。中国も容易に後にひけない。アメリカは軍事の増大を叫んでいる。米中戦争の危機がないとはいえない。日米同盟の重要性は、日米両国にとって測り知れない程大きい。日本の世界史的役割は、戦争を避けてアジアの平和を実現し、世界の平和に貢献することである。その場合、日本が基本とすべきものは、日本国憲法である。日本の近代化は日英同盟を一つの基盤として達成された。この同盟がなければ日露戦に勝てなかった。21世紀は日米同盟の時代になった。日本は基本的に海洋国家である。日米同盟の舞台は、かつて激しく戦った太平洋である。この海に新たな海洋国家を目指して進出を図る巨竜が中国である。米中で太平洋を支配するようなことをさせてはならない。(読者に感謝)

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