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2017年01月16日19:53

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一慧先生のお懐石料理

ここ数日気温の低い日が続き、先日積もった雪も溶けず、まるで冷凍庫の中にいるような八ヶ岳麓ですが、今日はうちより標高が少し高いごぱんさんでの大森一慧先生の講座に参加。

丁寧にご指導下さる一慧先生の教室はいつも半日がかりで、今日も10時から4時過ぎまで。

でも陽性な方達の中で、寒さも感じず時間もあっという間。(私こそ陽性ですが。。。^^;)

お陰様で今日も一食で過ごせました^^




今日はお懐石料理ということで、ご馳走メニュー。

15年程前に一慧先生の教室に毎週夜通っていた頃、一番手をかけ、大変だった思い出の品が胡麻豆腐。

胡麻の選別から入り、胡麻を炒って、油が出てくるまですり鉢ですって、その後濾してから、葛を入れて火にかけ煉ること40分。

こうして手間暇かけて作る胡麻豆腐はとーっても美味しかったのを今でも忘れられず、毎年延暦寺から胡麻豆腐を送って下さるお坊さんにも、きっとこうして作って下さったんだろうなぁと感謝の気持ちで一杯でしたが、なんと今日のメニューも胡麻豆腐!

また一慧先生と作れるんだ!と、今日のメニューを頂いた瞬間ワクワク!




作る時間は何時間にも及びますが、頂くのはあっという間。

でもやっぱりとーっても美味しくて、15年程前のあの時より、よーく味わって感謝して頂きました。




何十年も生きている野菜さん達を丁寧にお料理されてきた一慧先生の「調理」には、宇宙の哲学がいっぱい。

テキスト通りなどなく、生きている野菜達を扱うのだから、その瞬間、瞬間で判断して切ったり、火を加えたり、味を加えたり。

野菜ひとつひとつを丁寧に扱われ、野菜の素材を十分に生かした一慧先生の調理法には野菜達への感謝の念が沢山込められている気がする。




また、生きている人間に出すお料理だから、その日の参加者の方達の状態、お天気、場所等によって、当然調理法も変わってくる。

一慧先生の「レシピ」ではなく、一慧先生のお料理をされているお姿から、マクロビオティックな「生き方」や多くのことを学ばせて頂いてきました。

おもてなし料理でもちょっとした食材も無駄にせず、即席の立派に存在感ある一品に作り上げてしまう。

そんな技も、昔一慧先生のクラスや、一慧先生との親子合宿を通して学ばせて頂き、今の私の生活に大いに活かさせて頂いており、やはり今の私の原点は大森英桜先生、一慧先生ご夫妻だとしみじみ。




明日は氷点下13度だそうですが、「レシピ」や「お料理教室」ではなく、一慧先生に教えて頂いたように「生き方」としての愉しい私なりのマクロビオティックスを私も繋いでいけるよう、自分の食に正直でありたい。






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