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2017年01月15日22:24

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駅弁大会、その2

駅弁大会はやはり土曜よりも日曜の方が混んでいる。
人が多くなれば不逞の輩が多くなるのはどこでも同じだろうが、ただ年配の人に多いというのが暗澹とした気分にさせられる。
まあ、それはともかく、盛況なのは結構なこと。

休憩所は相変わらず満杯。
寒いのを覚悟して屋上へ。

「ぶりかまめし 吹雪」、富山県
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名駅弁ぶりかまめしが新作を出してきた。
ぶりのかまがど〜んと乗っているのは同じ。わさび菜を混ぜ込んだものではなく、普通の酢飯。そこに千枚漬けが乗る。さっぱり食べさせようという思惑だろう。わさび菜ご飯のツンと鼻に来る辛みが苦手だという人も少なくないようなので、そうした意見を反映したとも言えそうだ。
さすがに美味い。(たぬ〜はどちらかというと普通の方が好きなのだそうだ)
ただ、カニは存在感が薄いかな。

「ながさき鯨カツ弁当」、長崎県
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やはり食べると美味いね。
鯨カツが一枚、そぼろ煮と竜田揚げ。カツには醤油ベースの味が付いている。ご飯のおかずには十分な味付けだ。これも名駅弁と言えよう。
何年か欠場が続いていたのだが、昨年から復活。やはり駅弁大会にはなくてはならい存在である。
掛け紙が歌川国芳というのも嬉しい。

会場に戻り、清泉寮のソフトクリーム。
外は寒くても会場内は暑い、というか熱い。

たぬ〜がずっと気になっていたという梅ヶ枝餅。
バラでも売ってくれるというので食してみた。熱々で美味しい。うっかりしていると口の中を火傷しそう。

混雑の中、夕飯用を調達し、菅原ぶどう園でぶどうジュースを飲んで、離脱。

「黄金の穴子一本寿司」、兵庫県
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「海の幸 黄金の弁当対決」の一角。
穴子の押し寿司である。思いっきり押している割には穴子はふっくらした食感。
まあ、普通に美味い。ただご飯の真ん中に敷かれた刻み椎茸はいいとしても、粒山椒は食感に異質感が残る。風味も強すぎるようだ。
1200円くらいならまずまず良い弁当となるだろうが、割高な感はぬぐえない。
ちなみに黄金というのは金粉を振りかけているからだろう。無くて良い。
敢えて苦言を呈するとすれば、飯の入ったお櫃(のようなもの)を通路に面して蓋を開けた状態にしておくのは衛生上問題があるのではないだろうか。
(これは記憶違いでした。衛生上問題アリ、というのは二つ下のローストビーフのブースでした。 2017/01/19追記)

「海の輝き」、北海道
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これは駅弁大会常連の横綱級弁当。
ウニとイクラが贅沢に乗っている。素材の勝負。斬新なアイデアの多い今の駅弁界にあってもさすがの美味さと存在感を誇る。たくさんのウニがぼそぼそでなく、しっとりとしていて、その甘みが格別。ウニの美味さに頼らず様々な工夫が感じられる。見た目の華やかさもいい。
ウニが苦手なたぬ〜もこの弁当はお気に入り。
イクラが寄ってしまっているのは持っているときにナナメになってしまったからで、決して作り手のせいではない。
売り子のおねえさんによると今年で海の輝きは10周年なのだそうだ。もっと昔からあると思っていた。
ここのおねえさんは対応が丁寧でね。殺気立った会場の中でそこだけ時間の流れがゆったりしているように感じられる。
もうひとつの看板になりつつある「いくら華吹雪」は大雪で材料が届けられないそうで製造中止。

「肉敷きローストビーフ弁当」、北海道
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今回のメイン対決「牛肉駅弁 頂上対決」から。
昨日見て回っているときにローストビーフが美味しそうで記憶に残っていた。
ご飯の上に牛肉とタマネギを炒め煮にしたものが乗り、さらにローストビーフが乗る。期待が募った。
ローストビーフは確かに美味い。
牛肉とタマネギはご飯と食べるには味が薄い。付いていたソースをかけて食べろということかもしれないが、ローストビーフには合っても、和風の味付けに合うのか? そもそもそのソースは自社製ではないし…。
さらに付き合わせの玉子もポテトサラダも残念すぎる。ポテトなんてホントにジャガイモ? 加工品? と思ってしまう。
ローストビーフは美味いけどね、というだけの弁当になってしまった。

昨日は満足度が高かったが、今日は敗北感が強い…。
狙っていた弁当が売り切れになっていたことが敗因の気が…。

というわけで、今日の駅弁。。。

・北海道、函館本線/小樽、海の輝き、\1,580
・北海道、北海道新幹線/新函館北斗、肉敷きローストビーフ弁当、\1,480
・富山県、北陸新幹線/富山、ぶりかまめし 吹雪、\1,200
・兵庫県、山陽本線/姫路、黄金の穴子一本寿司、\1,680
・長崎県、長崎本線/長崎、ながさき鯨カツ弁当、\1,080
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