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2016年12月16日10:38

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人生意気に感ず「プーチンの大遅刻。自民党県議団に小説を。性的少数者の差別と偏見」

◇やっと安倍・プーチン会談が始まった。2時間以上も遅れたプーチン大統領は、遅れて申し訳ないと謝罪したのだろうか。ものものしい警備状況を考えると、これだけの大幅な遅刻による経済的損失は莫大な額になるに違いない。直接間接の損害は億単位になるだろう。もし、安倍首相がいらいらし、精神的肉体的に疲れて交渉力が落ちたりしたら、その損失は更に測り知れない。源流島の佐々木小次郎の比ではない。
 安倍首相はプーチンを迎える挨拶で「会談後の温泉で疲れがとれる」と言い、プーチンは「疲れないのがよいこと」とジョークを飛ばした。あたかも待たされた安倍首相と待たせたプーチンの関係を言っているようで面白い。安倍首相には「日本には時は金なりという諺があります。遅れた代償は北方領土で償って欲しい」と言ってもらいたいものだ。
◇昨日(15日)、県議会の自民党県議団総会で挨拶した。小説「死の川を越えて」を紹介することになっていた。久しぶりの古巣は大変温かく迎えてくれた。「今度は楫取素彦さんではないんですね」、誰かがジョーク。井田団長が先輩の中村先生からお話しがあります」と紹介した。32名の議員席には上毛新聞連載の1回と2回分が入った封が配られている。
「県政と関わる事なので話しをさせて頂きます」と言って、私はマイクを握った。「小説のテーマは差別と偏見と闘う人間ドラマですが、差別と偏見は極めて今日的課題です」と切り出して、放射能避難者生徒のいじめ問題などを例にあげ、「月火の週2回で1年近く続きます。ご声援を願います」と結んだ。自民党控室には年末年始の議員活動に備える空気が流れていた。それを見て、自分は別の世界の人間になったことを感じた。その後、リベラルの部屋にも立ち寄って同じような話をした。
◇上毛新聞一面の「性的少数者」への配慮の記事を見て、社会はここまで進歩したかの感を抱いた。10年以上前、県会議員として北米を行政視察した時のこと。サンフランシスコのある町は同性愛が盛んだった。私が取り上げたら「昼飯時止めてくれ」と言われたのを思い出す。伊勢崎、太田、安中は投票所入場県券に「男」、「女」を記していない。本人への配慮と、差別と偏見につながることを恐れるからだ。性的少数者は個人の特性の問題であるが、未だ偏見は強い。障害者の問題など限りなく広がる。(読者に感謝)

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