・はじめに
外食の機会を得たので、すかさず餃子を食べに出る。
未訪問店のストック帳を開き(実際は電子端末上だが)、本日はこの店にした。
福島駅より南側の、東北新幹線の高架の側道を南下し、
ファミリーマートの次の赤点滅信号を右折すると左手側にある。
店の看板が左側にあるのでそちらに目が行きがちになるが、
駐車場は道路を挟んだ右手側である。
住宅兼店舗になっているので、店側にも2、3台分の駐車場はあるが、
そこが塞がっていたとしても諦める必要はない。
・対象
営業時間：11:00〜 定休日：第1第3水曜
ギョーザ8個400円
カウンター5席、テーブル1卓、小上がり座敷席2卓である。
老夫婦ふたりで経営している模様だ。
各席には酢、醤油、自家製ラー油、胡椒が置いてある。
・結果
餃子を頼むとニンニクのすりおろしを入れた小皿を出される。
そこでタレを自作することになる。もちろん、前もってニンニクの要否は聞かれる。
大きさはやや小振りで、焼き目は中程度につけられている。
餡は野菜多めで、ニンニクは多分含まれていない。
皮に何となくだが、特徴のような、印象を感じた。
・考察
昭和時代から続いているであろう、食堂、という名前が最も似合う店だ。
日本全国、どこにでもあるような店だと思うのだが、
経営している人材が高齢化していることが気にかかる。
各店舗の味は、長年培われた方法で、少しずつ店によって違うだろう。
とはいえ、客がいなければ営業しようという気にもならない。
やはり、「ファミリー・レストラン」に行く必要はないのだ。
餃子だが、福島市の食堂の餃子にしては小振りな印象を受けた。
また、味わいも、印象に残る、「その他大勢」の餃子ではない味だと思えた。
あとはもう少し、今風の味付けを足してくれたらな、と思う。
・まとめ
評価は3である。もう少し、うま味あるいは肉感を感じられれば4になったと思う。
もはや日本の歴史的財物になりそうな、このような佇まいの店だが、
今後はどうなっていくのか。流転して、変わっていくのだろうか。
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