ハワイ島で文化の日の舞

１１月３日の文化の日は明治天皇のお誕生日でもあり、海外初の神社であるHilo大神宮の118歳のお誕生日でもありました。

一年半前、ハワイ島からカリフォルニアに移る前にもこの神社の神殿で舞を奉納させて頂く貴重な機会を頂き、そして今回はまた、ハワイ島から日本へ還る前にこの記念日に舞を奉納させて頂く有り難い機会を頂きました。

前日の夕方は舞の前の禊の為にうちから車で20分のWarm Pondへ息子達と。
ここは海水と温水が混ざり合った温かい海水浴場。
海水と温水が混ざったものは体の浄化にも凄く良いとも言われています。

自分達で作った衣装を着て、不器用な私に代わってTeaLeafや紫蘇の実、ローズマリー、Kupukupu（シダ）等を使って娘が作ってくれたLeiを頭飾りに。古代の大和を思わせる。

外国人が初めて聞いた時に歌詞の内容も分からないのに、その素晴らしさに涙したと言われている君が代の歌。
自分の国の繁栄ではなく地球全体、宇宙の平和を願った歌を国歌にしている国はなかなか他にないと言われていますが、「君が代の舞」と「カタカムナの舞」を舞わせて頂きました。

このハワイ島でも神仏一体の大和の和の精神があり、なんのこだわりもなく、隔てもなく、ただこの大地の神様の前で、宇宙と一体となって舞わせて頂けることに感謝の気持ちで涙が溢れてきました。

舞の後は、日本からいらしていたゲストの方達の唄等が神前で催されました。
「波」のギター演奏や、大地に響かせ宇宙に届くような唄声、心身に深く響く海老原よしえさんの「アワ唄」等。
文化の日にハワイ島の大地で素晴らしい大和文化を堪能できた善き日でした。

祭の後は20人近い皆でHiloのSweet Cane Caféでランチ。
子ども達のお迎えでPahoaに戻り、夜は日本からリトリートでいらしていたKayさんご夫婦とPahoaのタイ料理屋さんで初対面。
San Joseから繋がったご縁のとてもエネルギッシュなご夫婦。
ハワイ島に魅かれて何度も訪れる方達は本当に素敵な方達ばかりです。