上級編 楷書 相手の背後に立つまで
受け
自然体で相手の手首辺りを持ってください
黒帯前提です
但し、特に何かを仕掛けようという考えは無しです
軽く持ってください
取り （左半身）
楷書ですので、分割して考えます
� ￣β�を半歩以下ですが外側へ出します
右手首に相手の肉が沈むのを感じる程度です
受けとしては、取りの手首の骨を感じない程度です
�◆￣β�を大きく出して、相手の背後に並び立ちます
動く際に胸襟が開いている様に、左肩が上がったり、前に出たりしないように
左肘が曲がらないように （草書とは違います）
相手の背後には、触れる程度には近づくようにする
�，亡悗靴討蓮〔擇陵佞�川に落ちた時に流れ出す 感じです
相手と触れた、掛かった等の感覚を得てから、確認してから動き出すのではありません
自分の感覚を信じきること、“その瞬間”を感じること 違うかな？
それを感じてから動き出すのではなくて、
本を読んでるときに、犬が吼えた その音を感じた刹那 と言った感じでしょうか
ある意味機械的な瞬間、スイッチが入るような感じといったら感じでしょうか
無自覚的に自覚的に動き出す感じ、といったかんじでしょうか
上手く言葉に言い表せんが
個人的にはそんな感じです
稽古していれば解ってくる感覚では無いかと思います
一例として
我々の会では、氣は水のような表現で教えています
相手に飲み込まれたとき、水に押し込まれてくるような感覚があります
それは取りの間隔であり、受けの感覚では無いということです
受けはどの様な感覚で氣を出しているかは判別できません
取りの感覚で表現しているに過ぎません
お互いが 氣 の出ている状態ならば、その状態を言葉に置き換える必要は無いと思います
相手が水なら、自分が木の葉（落ち葉）であってもなんら問題と思います
目に見える（想像する)事象が違うだけで根本は同じ、氣が出ている状態 なのですから
今回の稽古は相手の背後に立とうとしたときに
肩が変に動く、肘が曲がるといったことが何故起こるかを確認するためのものです
深く考えすぎなければ簡単にできるのではないでしょうか
今まで習った稽古の 技の形 は忘れて下さい
言葉 を思い出してくださいな
形は千変万化ですが言葉はその 本質 を伝えていると思います
上手く言葉のせることができません
申し訳ない・・・
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