ちょっとケーキを食べに自転車で

プルーンの季節である、、地元の果物ではリンゴやナシにはちょっと早過ぎる、というタイミング。プルーンは生で食べてもジャムにしてもケーキにしても旨い。しかも安い。１キロ大体３００円くらいだろうか。というわけで、至る所でプルーンのケーキあります、という看板が出る。うちは家ではジャムは作るがケーキは外で食べる事にしている。
先の日曜は快晴で気温20℃位とサイクリング日和。当然出かけました。郊外のヴェルダーまで電車で行き、そこから自転車で20キロ程走って腹を減らして昼飯代わりにデカイケーキを食べようという魂胆。

ヴェルダー駅は中規模クラスの駅。中央駅から電車で３５分だから楽勝で通勤圏だが全くのんびりとした地方の小都市だ。東京と違って延々と都市圏が続くという事が無い。

ヴェルダーというのは元々中州という意味だが、ここの旧中心部もハーフェル川の出島である。まぁこの辺りはどちらを向いても水だらけだが。

松林の中に大きなお屋敷が並ぶ感性な住宅地を行く。湖に面した土地は早くからお金持ちの邸宅が立ち並んだ。


バウハウスで学んだ女性が始めたリネン織り工房。今でも引き継がれている。中庭はカフェになっていて静かで雰囲気が良い。本日はパス。
http://www.handweberei-geltow.de/pressebild.php?nummer=3

橋を渡りペッツォウの庭園へのルートを行く。


ここは庭園は綺麗だがお館は長い間荒れ放題だった。それを改築してホテルにしようという話らしいが、余りセンスの良い改築とは言えなそうだ、、残念。


どの村でもテントを張ってバーベキューなどしている。終わる夏を惜しむ、そんな雰囲気である。秋祭りはまだ少し先だ。


兎に角自転車が多い。渡し舟は１０分おきに往復しているが毎回15台くらいの自転車が渡って来る。若い人よりも年配の人達の方が目立つ。

既につぶやきに載せたケーキ。特大で満腹に。ハーフサイズも頼めるのだが、、クリームとアイスを載せて昼飯代わり。このあと重い腹を引きずる感じで10キロ先のポツダム駅までのろのろと走った。