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2016年09月07日10:03

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人生意気に感ず「遅刻なしの留学生たちに感激。杭州のG20。ラブホテル。パラリンピック」


◇9月5日(月)、日本アカデミーの合同授業は、気にかけていたがうまくいった。月1回の「実践人間学・人間塾」。数か国の留学生百数十人が聴講する。前回、反省すべき点があった。だらだらと遅刻する、私語も多い。激怒した私は「国へ帰れ」とまで言った。自分の未熟さに自己嫌悪に陥っていた。「怒らない」、「笑顔」を心がけて臨んだ授業だった。驚いたことに遅刻者はゼロだった。未熟ながらも、私の熱いものが国境を超えて通じたと思うと感動した。
◇講義の中でアジアのオリンピックに触れた。ホワイトボードに開催年を書き、その都市を答えさせた。1964年、1988年、2008年、2020年、答えはそれぞれ、東京、ソウル、北京。そして最後は次回の東京である。
 次回の東京五輪について心配なことは、もっと熱くなる、巨大地震の恐れ、テロの危険であること。その中でおもてなしの祭典にしたいと話した。
◇杭州のG20に出た安倍首相の記者会見を見た。このG20に合わせて北朝鮮のミサイル発射があり、習近平との会議が行われた。プーチン、オバマ、メルケルなどの姿が見えた。南シナ海は波高し。国際的なかけひきは、昔の三国志の世界を連想させた。安倍さんの姿は毅然として堂々たるもので安心して見ていられた。
◇NHKが午後6時台のニュースで、ラブホテルを正面から取り上げていることに驚いた。観光バスが横付けになり、中国人の団体客が入っていく。ヨーロッパの女性がスマホで動画を発信してはしゃいでいる。アクセス数が10万単位とか。「恋人たちの素敵な場所」、「ラブホは日本の素晴らしい文化なのね」といった調子である。
 日本の文化には違いないが、崩れゆく倫理や性道徳の現実とも繋がる舞台でもある。彼らはこういう裏面を知らない。
 観光客が押し寄せる背景には、旅館不足という深刻な事情がある。国は外国人旅行客の増加と旅館不足につき、ラブホの活用を後押ししようとしている。一般客用に改装するために金融の便まで図る方針である。4年後の東京五輪は日本の文化にどんな変化を生ずるのか。
◇パラリンピックが始まる。多くの選手は、地獄に落ちて必死で這い上った人々だ。表のオリンピックとは違った涙のドラマ。人間の極限の姿を示す舞台に理解と注目を示すべきだ(読者に感謝)

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