もう一冊。
書名:「高校入試」
著者:湊かなえ
版元:角川(文庫)
「県下有数の進学校の入試前日。
新任教師の主人公は教室の黒板に『入試をぶっつぶす!』、と書かれた張り紙を見つける。
迎えた入試当日。
試験内容がネット掲示板に次々と実況中継されていく。
遅れる学校側の対応、保護者からの糾弾、受験生たちの疑心。
主人公たち教員が事件解明のために奔走するが。。。
誰が嘘をついているのか?入試に関わる全員が容疑者?」
ってな感じ。
おもしろかった。
久し振りに続きが気になってスイスイ読める本だった気がする。
入試かぁ。
自分にとっては昔だけど、大変だったなぁ、と。
学生にとっては、入試って大事だったよな。
ある意味、それが世界の全てみたいな。落ちたら世界が終わる、みたいな。
いま振り返ると、受験に失敗しても、成功しても、生きてれば何とかなると思うけど、結果によって、人生は変わるよな。
あの時とは重みは違うけど、やっぱり、受験っていうのは大事なことなんだと思う。
学校側・先生側からすると、年一だけど毎年あるイベントだから、軽んじてしまう部分もあるかも知れないけど、受験者からすると、重大事項だよな。
あんまり過度に重要視する必要はないけど、やっぱり入試ってのは大事なんだろな。
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