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2016年08月29日12:46

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教室のご案内


毎月のご案内メールが遅くなり申し訳ございません。

夏には7月2日に小淵沢にオープンしましたオーガニックコンビニを目指したマナマハロへ遠方からも沢山の方にお越し頂いたようでありがとうございました。
私がいつもお店にいた訳ではないので失礼した方々もいらしたと思います。
この場をお借りしてお詫びとお礼を申し上げます。

「天然氷だと子どもがおねしょをしない」と、磯貝さんにも言って頂きました天然かき氷の季節もそろそろ来年の夏まで終わりに近づいてきました。
次の主役を飾るものをまたご期待頂けたらと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

夏の東京と山梨のクラスにも色々な方にいらして頂きありがとうございました。
私達はハワイ島に戻ってきて早一週間が過ぎました。
空がとても近いこの大地やここに暮らす人々と接していると、細かいことへのこだわりや小さな価値観等がなくなり、国や人種など関係なく、宇宙の一部として皆存在しているんだということを改めて痛感致します。
久司道夫先生はよく、「鳥達の世界にパスポートや国境は存在しないよ」とおっしゃっていましたが、故櫻澤如一先生や大森英櫻先生、久司道夫先生を始めマクロビオティックスな活動をしている方達は自分の損得は気にせず、国ではなく宇宙の法則に意識を向け、国籍等関係なく世界中の人の為にと活動されてきました。
そのような師達から直接学ばせて頂いた者として、微力ながら少しでも師達の後を追えたらと思っております。

道夫先生はまた、「嫌いな人がいるということ、苦手な人がいるということは自分に限界があるということです」ともおっしゃって下さいました。
カリフォルニアというとても陽性な土地に住み、その陽性な環境にも接し、大陽に引かれて小陽が引き出されたのか、陽によって陰が
出てきたのか、陽の環境で陰なものを入れ過ぎたのか、全て然りの気もしますが、他人との関わりの中で自分の今まで出てこなかった内面を見ました。
こんな自分もいたのかと少々驚いたり、宇宙的包容力を持てない限界のある自分にショックを受けたり、自分が嫌になったり。
でも全て必然であり、気づきであり、そんな自分も真摯に受け止めねばいけませんね。

「真田丸」で徳川家康の養女となり浜松から長野の上田の真田家に嫁いだ稲と言う女性が、真田家に嫁いで日も浅い時に「ここの食事は何でも味が濃い」と言っていました。
海にも近く、上田より暖かい浜松では塩はそんなに必要がなく、冬は寒さ厳しい上田では塩味が濃かったのでしょう。
稲は上田に嫁いだとは言え、まだ故郷の潮風や土地から受ける陽性さを持っていて、寒さ厳しい上田に来てもそんなに塩が必要ではなかったのでしょう。
彼女がご先祖様や故郷の土地から受けていた塩気が薄まってきたら、上田の伝統食も彼女の体に合うようになるのでしょうね。
これはマクロビオティックスにも言えること。
大事なのは中庸。中庸になるまで、圧力鍋で炊いた玄米を食べた方が良い人、鉄火味噌やごま塩が必要な人も入れば、無塩食が良い人、ローフードが良い人、それは様々であり、それを見極めアドバイスするのがマクロビオティックスを伝える者の務め。
そして、その人が中庸になったら、その住んでいる土地に合った伝統的な食べ方に従うのが良いのでしょうね。
アメリカならアメリカの伝統食があり、必ずしも玄米とは限りませんし、ずっと無塩食、誰にでも無塩食ということもないと思います。

また、日本で生まれ育った方達にとって、陰陽五行のエネルギーのアメリカの土地での取り方も違うし、アメリカにいても日本的な取り方が、アメリカで生まれ育った人たちとは違って日本人には必要なんだということを、カリフォルニアでの一年の生活で感じ、考えさせられました。

もう一つ、「真田丸」を観ていて思ったこと。
「日の本の国」と言われた国の人達が何故こんなに「我が我が!」と自分の所有地を主張したりするのかとても疑問に思いました。
本当にそうだったのかしら?勿論ドラマは作られた話が沢山あって当然ですが。
もしかしたら、寒くて結構動物性が入った時代だったのでは?と思ってちょっと調べてみたら、(皆さんご存知のことかと思いますが)日本の戦国時代は小氷河期だったそうで、平安時代は暖かったそうです。そしてその平安時代は流行病が流行った。
暖かくて陰性が多く入ったのでしょうか?
あらゆるところに陰陽が見受けられ、陰陽を知ると人生ますます思い通りで楽しいですし、陰陽への尊敬の念でいっぱいになります。

こんな話をしながら時代もの好きな息子達と「真田丸」をハワイ島でも妹が送ってくれるDVDで観ております(^^)

もうひとつ、温めた油ではなく生の油は取った方が良いとも言われていますが、ハワイ島の友人から手作りのVeganバターを頂いたのをきっかけに
人体実験を思いつき、今日は自分でもVeganバターを作ってみました(^^)

教室のご案内なのに長くなりましたが、実は9月、10月の東京での教室は、ハワイ島でタンボロッジの大屋先生や野菜寿司の奥秋先生のクラスを開催することもあり、お休みさせて頂きます。

11月からは東京と山梨でのクラスも再開致します。
日程はホームページにも載せておりますが、お節作りや手当法講座、お問い合わせを多々頂いております離乳食教室も11月以降に再開する予定です。
度々皆様にはご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。

また、以前から少しお伝えしておりましたが、色々と考えるところがあり、今後は山梨を中心に「生活」を意識したマクロビオティックスをお伝えさせて頂けたらと思っており、帰国した後は小淵沢で、定期的に合宿も行うと共に、田んぼ作業やマナマハロの商品を作ってくれる方等がマクロビオティックスな生活を共にしながら滞在して頂けるようにしたいとも思っております。

従来の初級、上級、マスタークラスは存続させますが、内容を来年から少し変えていく予定でおり、「お料理教室」という壁は取り、
講義内容も少々変わり、初級、上級の回数も増え、より皆様が最短で二年の間に陰陽を活用した生活を実践し、より愉快で楽しい人生を送って頂けるようにご指導させて頂けたらと思っております。
その為、リピーター割引制度も誠に申し訳ございませんが、今年限りとさせて頂きます。

今後も一層精進し、変化し、皆様と共により愉快で楽しいとこしえの旅を続けて参りたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

ラ・コシナ・デ・ミナカ
永井 邑なか
http://cocina-minaka.com

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