列車の子供運賃

ドイツ鉄道DBにおいては結構子供が優遇されている。DBによれば子供は５歳まで無料。６歳から15歳未満までは親、または祖父母、もしくは親のパートナーが同伴する場合無料。但し親が切符を購入の際に同伴する子供の人数を明記する事、となっている。子供が独りで列車に乗る場合は半額の割引料金が適用される。

夏休みの後、悪ガキ達をベルリンに居るおとうさんの元へ届ける役目を仰せつかった。僕はママの新しいパートナー？という役所だが、実際には何のチェックも無い。車掌は普通に検札するだけ。普段ヤンチャな悪ガキだが、こういう場面では意外とおとなしくしている。「車掌さんが居る時はおとなしくしないと怒られるからね！」とおねえがイカ坊に言っていた。という事は、車掌がいなければ暴れてもいいのか？？ゲームをしたり塗り絵をしたりで６時間は過ぎた。無論、チョコとアイスを食堂車で買う事はお約束である。３０分程うたた寝する事も出来たので恩の字であろう。


そういえば、食堂車に行くと子供用のお遊びセットを貰える。ICEのおもちゃ（今回は最新のダブルデッカーだった）、塗り絵セット、絵本という結構しっかりしたもの。それぞれスポンサーがついているのだが、子供の頃から鉄道を好きにさせようという意図もあるのだろう。


さすがに最後の30分位は飽きて来て「あと何分？」という質問がぐっと増えた。