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2016年07月27日23:25

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雑感:嘗ての「お得意先」が惨劇の場に

■50分間で45人襲う 相模原殺傷、首や胸に傷集中
(朝日新聞デジタル - 07月27日 12:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4113624


 風光明媚で、地元住民からすら、「神奈川県のチベット」と揶揄される、旧相模湖町、津久井町、藤野町。今の時期だと、施設からほど近い相模川に掛かる桂橋からは夕暮れ時になると、紅に染まった美しい入道雲や空が出る。私も旧相模湖町に働きに行っていた時は、余りの美しさに早番の時は帰りに通る際、シャッターチャンスを窺ったものだ。

 とてもそんな惨殺事件とは無縁の地域と思われて来た。ところが・・・。

 周知の惨劇が発生した。先ずは亡くなられた方のご冥福をお祈りしたい。

 この施設、実は5年前にいた相模原市緑区の職場から毎月のように配達させて頂いていたから、よく分かる。ほぼ間取りも分かっている。色々調べたが、5年前と殆ど変わっていなかった。

 嘗ていた職場にはテレビ局、警察がひっきりなしに出入りしていると聞いた。職員を縛りつけた結束バンド(タイアップ、インシュロックともいう)はお宅で植松容疑者が買ったのではないかと。可能性を言えば、残念ながら、購入した可能性が高い。電気店を除けば、以前いた職場が件の施設から最も近い量販店だからだ。特に川崎市川崎区で起きたイジメ事件で主犯格の子が結束バンドを使っていたことで、以前は凶悪事件では縄で縛っていたものだが、結束バンドの使用が広がったのかもしれない。

 たった50分で45名を襲う、とあるが、間取りを全部知っていて、障害者が何処にいるか分かっていれば、それほど難しくない。

 そんなところも被害を大きくしてしまったといえるかもしれない。

 5年も前にこの地で働いていた私ですら、間取りが変わっていない不用心さに幾ら大自然に囲まれた地域でも、ちょっと驚いている。

 犯行時刻は真夜中の1時〜2時と今のところ推測されている。夏の真夜中に殺人鬼が徘徊する・・・身の毛もよだつとはこのことだ。しかも相手はピンポイントに狙って来る。犠牲者達の恐怖は察して余りあるものがある・・・。

 この施設に入れられている方は要介護で殆どが3以上。5、6という人達が圧倒的に多い。ただ、広大な施設だから、デイケアのメニューもある。犠牲者の遺族が犠牲になった人に対して謝罪していたそうだが、私個人は違和感を覚えずにはいられなかった。実際、この施設に入れられている人達で、植松容疑者の凶刃に犠牲になったのは、重要介護の人たちである。自分達で手に負えないからこちらに施設に入れたのに、謝罪とはどういうことなのだろうか?施設で働いていた女性職員の話だと、

「お金だけ払って、ちっとも会いに来ない家族の方が圧倒大多数だわ、そういう家族ほど、裕福だったりするのよ。」

 と仰せだった。

 彼らの謝罪とは、施設に押し込んで飼い殺しにしたことに対する呵責の思いなのか?

 日本はこれだけ不景気になったとはいっても、食うや食わずの人は諸外国に比べたらまだ少ない。そんな豊かな日本の貧しい部分を彼らの文言から見た思いがした。

 
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