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2016年07月13日00:30

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佳き朋と

7月3日(日曜)晴れ。猛暑。

いやいやいや、梅雨は明けてないってのに、朝から晴れて暑いのなんの!
我ながらいざという日の己れの晴れ男ぶりには、もう呆れ果ててメマイまでしてきました。

お出かけとなると、前の日が嵐でも翌日は晴れ!次のお出かけもまた晴れ!!
そんでお出かけの次の日からまた雨天曇天でございますもんね、どーだい、ざまあみろ手(チョキ)わーい(嬉しい顔)

あ、そういや先の和歌山旅行の初日が唯一の例外でしたねえ。
ま、あれは、地元のホスト役を任した後輩君のノーテンキぶりと、小生の気象予報士の森さん的緻密さとがぶつかって予期せぬ前線が出来てしまったが故の豪雨でしたんで、原因は明白なんであります。
クソ、東京であれこれ友人を集めてあちこちで歓待して上げたのに、一番ヨカッタのは歌舞伎町で一人で観た女子プロレスでした、なんて平気でいうヤツだからね、今度こそテッテ的に粉砕しちゃる!

しかし、この暑さはナンなんだ?
夏は少年の頃から恋する位に好きだったのに、もういけまへん。
せめて、少し前に撮った木槿ムクゲの花に想いを寄せましょう。
気持ちが高ぶるけど、なんでだか哀しくもなります。
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ってことで、冷房を効かせた部屋で格調高く封切りの珈琲を手間暇掛けて淹れて、近頃すっかり魅せられてしまった「ビバルディ:ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタOP.2」をYouTubeで優雅に流しております。

クソ暑さ(失礼、コホン)に対抗するにはなんてってバロック音楽に淹れたての珈琲でございますからね。

さあ、諸君!
目白駅で二時半に逢えるまで、気をしっかり保ってくださいませねい〜
ワシらは高田馬場の「蔵之介」って讃岐うどんの名店で旨いのをずるずるっとやっつけてから駆けつけますからね〜

なんて、本日集合する諸君をメールで元気付けたのでした。

ところが、うどん好きのヨメはん(お父さんが讃岐の丸亀出身)が望んだ「蔵之介」は日曜日がお休みだったのです。http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13049983/
そういや都心の良い店って、郊外とはまるで違って日曜が定休日ってのが多いんですよね。
そこで、食べログで調べて、やはり高田馬場にある博多うどんの「大地のうどん」って店に初めて行くことにしました。
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13193668/
暑い日には熱いうどんに限る!
ごぼ天が旨いらしいから楽しみだなあ。

あ、妙に我々が「うどん」にこだわっているみたいですが、何しろ懐かしの早稲田から高田馬場にかけて静かに佇んでた古書店や普通の商店が、軒並みラーメン屋に取って代わられて、旧き良き町並みが騒がしく痴呆的な街に成り下がってしまいましたからねえ…
何が「ラーメン激戦区」でえ!
しこうしてワシら夫婦は高田馬場では「うどん」しか食わん!と潔く決めておるのです。
たまにトンカツは食べるけどね(笑)

で「蔵之介」とは反対方向にある「大地のうどん」を目指して炎天下、照りつける陽射しを浴びて緩い坂を上がって行きました。
ラクダに乗りたい気分です。
初めての店って遠く感じるんですよね。

ゴチャゴチャ言い始めたヨメはんに毎度ながら腹が立って来た頃合いにようやくお店が現れました。
やれやれ。
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あらかじめ食べログで予習してましたけど券売機にはやはり手間取りました。
ヨメはんがこれまた手の使い方を知らない人間なんで、お金を入れるのに時間がかかるし、メニューを選ぶのにも一苦労です。
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なんとかカウンターに座って、生ビールが来さえすれば全てを忘れてご機嫌になれる自分が情けない…
うわ、ヨメはんの「野菜天ぶっかけ」なんてスゴイのが先に来ましたよ!
食いつく前にと、あわてて携帯で写真を撮ったらブレブレでした。
食べログの写真http://tabelog.com/imgview/original?id=r3433150724972より実物は更に迫力があります。
これで730円ってのはお値打ちですなあ。

で、後から来たワシの熱々の「具たっぷりうどん」600円。
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細めのうどんで、おお、これが茹で立ての博多のうどんかあ〜と、揚げ立ての旨くてボリュームのあるゴボ天や野菜天にも感動しながら、お互いのどんぶりを交換しながらちゅるちゅるといただきました。
好きな味です。
ちょいと辛めの出し汁ですが、働きモンで祭好きの博多ん方の舌に適合った味なんでしょうね。
熊本でボランティア活動中のアルファ氏に教えてあげたいなあ。

嬉しくてついお店の女の子に“おいしかったよ、これからは馬場に降りたら右に行こうか左に行こうか迷ってしまうなあ”なんて声をかけてしまいました。
誉めたつもりなんですが、ありがとうございますと言いながら女の子は“ナニ言ってるんだろ、このオジサン”みたいな顔に。

“「蔵之介」って駅から早稲田に向かって行ったほうに讃岐うどんの美味しいお店があるんだけど知ってる?”って訊いたら、興味無さそうに“はあ、知りませんけど”だって(^_^;)

券売機といい、女の子といい、チェーン店みたいだから仕方ないか…
やはり、馬場に降りて右か左かどっちか選ぶとなると、もちろん右の「蔵之介」!(笑)

で目白駅でございます。
新しくなってツマラナイ駅になってしまいましたが落ち着いた雰囲気は変りません。
集まった朋どちも老いたとはいえ明るい雰囲気には変りありません。

遠方より来た朋も多いので、かねて調べておいた甘味処の「寛永堂目白本店」http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130502/13141826/で宇治金時なんて冷たいもんで疲れを癒して貰おうと案内したのですが、まあナント、上品な女性客たちで満席です。
係りのオネエサンから“30分ほどお待ちになりますが…”と言われちゃ仕方ねえ、傍に珈琲専門店があったからそっちにしますか。

「伴茶夢」http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130502/13080907/

え゛、甘いものなんて無いと思ったらちゃんとありましたよ。
パフェとサンデーの違いも勉強しました。
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このオジサン、勧められて嬉しいんだか迷惑なんだか…

40分ほど楽しく団欒して暑さに耐えられる身体になりましたので、いざ出発!
10分もかからずに「中村彝(なかむらつね)アトリエ記念館」に着きました。
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なんとも瀟洒な雰囲気の建物です。

丁寧に案内してくれた男性がこれまた上品で素敵な、我らと同年代の男性で、思わず男どもの背筋が伸びたような気がします。
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真剣な表情で中村彝の紹介ビデオを見る良い子のみなさん。
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なんかゴッホの描いた椅子みたいじゃありませんか?
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さて次は「佐伯祐三アトリエ記念館」に向かいます。
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ちょうど半夏生にも会えました。
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神社で記念撮影

残念ながら「佐伯祐三アトリエ記念館」http://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/saeki/1667/の開館時間には間に合いませんでした。
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本日の最終目的地である、西武新宿線「中井」駅からほど近いところにある鰻串焼きの名店「くりから」http://tabelog.com/tokyo/A1321/A132104/13162306/に、息も絶え絶え喉はからからになってたどりつきましたよう衝撃
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あれ?ちゃんと〆のミニうな丼も食べたのに写真がないやあ、やっぱおしまいのころは酔っぱらってたからねえとっくり(おちょこ付き)

そおいや、いつもチャーミングでおちゃめな都忘れさんにこんなコメントをお返ししたんでした・・・
> 都忘れさん なんせ珍しいハートランドビールの生でございましたからねいウインクお外は猛暑で、内は「くりから」の燃える絵に囲まれて、冷たい生ビールがことのほかおいしゅうございましたビール
ただいまお隣のダイエーでみなさんの写真をプリントしてきましたんで近々お手元に!

なんて、まだ写真が封筒に入ったままで手元に残ってるなああせあせ(飛び散る汗)
佳き朋の良き写真だから別れがたい・・・
なんちゃって、明日こそ!
Asai(^o^)
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