霧ヶ峰ツアーガイド

どこに行っても見かける、定番のツアー。
普段は大人数で迷惑だな、と思ってはいるが、依頼があれば、ハイ、喜んで。
車山VCに車を置いて、センターの車で部長さんに八島まで送ってもらう。
降りしきる雨の中バスを待つ。
ザックカバーにスパッツ、雨具上下の完全装備で待機するも
濃い霧に包まれているものの雨は上がった。
今日はガイド２名で４０名ほどのお客さんに添乗員さん１名。
ガイドリーダーは先輩に任せたので、準備体操やら諸注意やら、面倒なのはやらずに済んだ。
添乗員さんが緩くて、３０分くらい遅れてもよいそうだ。
車山肩から車山湿原を経由して、山頂を目指す。ゴールは肩だ。
後発として１９名を引率。
時間目いっぱいな工程なので、ほどほどのペースで歩き出す。
しかし、ご年配のかたは子供と違って休憩しても回復しにくいらしい。
ペースが上がらずちょっと焦る。
話はよく聞いてくれるので、つい力が入っちゃう。
霧に包まれた湿原がだんだん姿を現し、それに伴い雨具を徐々にしまっていく。
普段歩かない年配者にはキツイ登りだが、
蝶々深山の稜線が見えたときは歓声が上がる。
車山湿原ではキジが現れたり、青空が見えたりで絶好調。
山頂まではつらいようだったがまずますの展望でお昼ごはん。
帰りは帰りたくないオーラ前回の方とかいて、
散歩帰りの犬のように歩くペースが大幅ダウン。
今日はお客さんがいい感じに乗ってくれてすごく楽しかった。
肩まで迎えに来てくれた職員さんには、３０分遅らせる連絡をしなかったので
ずいぶん待たされただろうに、文句も言わず笑顔で迎えてくれた。
いいヤツだな。