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2016年05月27日16:50

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「7つの会議」(#502)

小説は続きが気になって、スイスイ読める気がする。


書名:「7つの会議」
著者:池井戸潤
版元:集英社(文庫)

「きっかけはパワハラだった。
 トップセールスマンのエリート課長を社内委員会に訴えたのは、歳上の部下だった。
 そして役員会が下した不可解な人事。
 いったい二人の間に何があったのか。
 今、会社で何が起きているのか。
 事態の収拾を命じられた後任課長は、親会社と取引先を巻き込んだ大掛かりな会社の秘密に迫る。
 ありふれた中堅メーカーを舞台に繰り広げられる迫真の物語。。。」
ってな感じ。

まず思ったのは、ホントにこんな会社あるんだろうか、と。
社内にいろんな軋轢がありすぎる気がする。
同じ会社に勤めてるんだから、もう少し仲よくできないだろうか、みたいな。

読み進めていく中で、自分だったらどうするかな、って考えた。
登場人物それぞれが、自分だったらどうするか。
本当に自分が正しいと思うことを行動に移せるか。
そうすることで、人を気付付けたり、困らせることになっていいのか。
不正とわかっていても、会社の為ならやるだろうか。

実際、そういう場面に遭遇しないとわからないけど、今の自分は、いくら会社のためでも、悪いことはやらないと思う。
正直そこまでして守らなきゃいけない会社じゃない気がする。
悪いことして儲けても、そういうのって、いつか露見するんだろうな。
だから、悪いことは悪い、って言わなきゃいけないんだと思う。

自分が正しいと思うことをやりたければ、偉くなる。
偉くなくても、正しく生きる。
そういうのが大事なんだろうな。
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