それより僕と踊りませんか

2016年5月13日 金曜日 晴れ時々曇り
ユンボの音で目が覚める。やべえ、あいつ等にかかったら、こんな道簡単に登って来れる。慌てて起きるが、真っ直ぐ登って来られたら間に合う由もない。起床7時32分。ユンボは下で作業してるだけで登って来ず、完全犯罪。

明るくなってから周りを見廻すと、なるほど頭上を高圧線が走り高木は切り倒されている。だが自分が設営したスペースを除き最高5メートル程の若木がびっしりと生えている。航空写真では草木が生えていない様に見える。

さるびの温泉の近くの以前泊まった野宿場に行ってみる。チェーンで封鎖されている。また誰かヒャッハーした？
代替の野宿場を探してみる。コケてしまう。昼間でもコケてしまうような場所は野宿の代替地としてどうなのか？
バイク人間共に損傷なし。ただし荷崩れして積み直さねばならぬ。そうでなくても荷物を下ろさねばバイクを起こすのは困難だ。これが味噌の付き始めだった。

国道163号線を西に向かっていると前に遅い車の列。ふいっと左折して行き止まり林道を攻める。ブル道になり降参する。
そうなのだ。俺の腕ではブルドーザーにはとても敵わない。

国道163号線に戻り、小腹が空いたのと今後のルート構築の為にスーパーに寄ると寝袋が無い！コケた時の積みが甘かったのだ。
戻って探すが、先程行った林道が見つからない！記憶が曖昧なのだ。似たような林道がいっぱい在るからタチが悪い。ようやく見つけて回収した。少し胃が痛くなった。

さて、今日こそ風呂に入りたい。「姫石の湯」に入ると決める。
「みつえ青少年旅行村キャンプ場」1000〜2000円なら払っちゃうよ？と思っていたがオートサイトのみで5000円。近頃の青少年は俺より金持ちらしい。癪ではあるが近くに野宿場の目星をつける。
次は酒のゲットであるが周囲に酒屋が無い！今晩も風呂は諦める。
それどころか、この辺には店が全く無い！住人はどうやって生活しているのだろうか？榛原駅まで行く羽目になる。
野宿しようとしたらニーシンプロテクターの片方が無い。これも引き返して探したが遂に見つからなかった。
麦酒開栓時刻21時25分、北緯34度29分22秒、東経136度3分32秒。
蛙の鳴き声が煩いが「みどりの星」にカエル星人が出てくることを思うと寧ろ愛おしくなったりしてw