図書券をもらいがてら銀行へ

　午前中、銀行へ。先々週、担当者から電話が掛かってきて、一度お越しいただくと図書券1000円分を差し上げます、と言われたので、アポを入れてもらった。おまけでサランラップもいただいた（笑）。みみっちいな（この言葉、関東では聞かないので関西弁か）。
　昼過ぎ、お寺にうかがって、奥様とお話をさせていただいた。
　帰宅後、写経ならぬ写本を1時間半ほど。読めない漢字が多く、そのたびごとに「文字パレット」を開いてマウスで字を書くのだが、旧字は画数が多いためその都度1分くらい掛かってしまう。で、問題なのは、読解がそこで中断されるので書いてある内容がわからなくなってしまうことだ。これが実に悩ましい。意味がわからなくなると、集中力がそこで途切れることもある。17歳時の集中力を100とすると、現在は40くらいかと思う。
　午後4時を過ぎたところで、ラズリと散歩に出た。雨が多少降っていたが、ラズリが大小を済ませたところで引き返すつもりで傘はささなかった。結局20分くらいで自宅に戻った。
　午後5時からのニュースを見ると、明日からの大型連休で今年はガソリン価格が安いため、クルマで行ける範囲の観光地が賑わう、ということだった。そうだ、明日からはガソリンスタンドも混むだろうから、今日のうちにGSに行って満タンにしておこう。まだ外は明るいのでクルマに乗って毎回利用しているガソリンスタンドへ。着いたら、平日なのに横浜ナンバーのクルマで混んでいた。考えることはみんな似たようなものかもしれない。
　夕飯後、詩人のご長男に宛ててA4一枚、いただいたお手紙の返事を手書きでしたため、ファクスで送った。一般的にこういうケースはメールだが、なにぶんパソコンをされないかたなので、手紙を郵便で送るかファクスするしかない。普段なら手紙だが、休みの関係上、いつ届くかわからぬゆえ、ファクスがいい。ファクスで手紙めいたものを送付するのは久しぶりだな。手紙なら型通りの季節の挨拶をまず書き、字も丁寧さがある程度必要だが、ファクスだとそんなに畏まらなくてもいいので、わりと楽しめた。デジタルにはデジタルの良さがあるが、アナログは人間味を出すことができるので捨てがたい。
　熊本地震に触れた芸能人が次々と炎上している、というニュースがあった。
　私はネット世論を見ないよう努めているが、ときどきはmixiのつぶやき限定で、どんなふうにユーザーがコメントしているのかを読むことがある。
　ひどい中傷をする人が多かった。罵詈讒謗、ひどい口の利き方をしている人がいる。
　これがもしファクスで送るとなると、「この世から消えろ」などと書き送る人は半減どころかいないと思う。