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2016年04月13日20:32

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それでもごはんを食べますか? はい!

 ブランチがてら隣町の「王将」までクルマで行った。ギョウザと焼きめしが食べられるくらいまで回復できたので、自分的には春が来た。
 初めて「王将」のギョウザを食べてから42年だ。具の味や量も少しずつ変わってはいるけれど、基本的な味は長らく守っている。それも全国どの店でも同じように。ネットで調べたら来年が創業50年だ。京都には創業200年300年の老舗が多数あるのでこの程度の年月に感心するのはどうかとも思うが、30年で会社員勤めが耐えられなくなった自分のことを持ち出すと高い評価をしたくなる。
 イトーヨーカ堂の駐車場にクルマを入れたので、米とヨーグルトで2000円分の買い物をして駐車場代をチャラにする。
 今日は、金時鐘『朝鮮と日本に生きる』(岩波新書)と、群ようこ『ゆるい生活』を平行読み。どちらも半分まで来た。一冊を一気に読めば読了できるのだが、「初老性発達障害」と言うべき持続性のなさと、1時間仕事をしたらLINE・1時間テレビを見たらネット・1時間電車に乗ったら50分スマホという現代人の「慢性的成人病」に多少とも罹っていることも手伝って、毛色が違った複数の本を渡り歩きながら読む習慣がここ何年も続いてしまった。もう元に戻らないだろうな。
 群ようこの本を読んでいてそのつらさに共感出来る箇所が多々あった。彼女はそもそも虚弱体質で身体の不調に悩まされてきたのだが、めまいを頻繁に覚えるようになって漢方薬薬局へ通うようになる。最初に指摘されたのが糖質の摂り過ぎで、酒も煙草もやらない彼女は毎日欠かすことなく紅茶と和菓子でエネルギーを補給していた。甘い物を食べない日はなかった、という。相談日から彼女は甘い物禁止令が出て七転八倒するのだが、その辛さはよーくわかる。口寂しさ、いかほどか。
 2週間前に『「疲れ」がとれないのは糖質が原因だった』(溝口徹著)という本を読んだ。この本では、ごはんや麺類などの炭水化物が人間の身体にとっていかに不自然な食べ物であるかということを医師の立場から述べられていて、それなりに説得力があった。私は甘い物好きであるよりも前にごはん好き・麺類好きで、それはディナーバイキング会場であっても実演ステーキよりも先に炭水化物系(パスタや蕎麦やポテトフライや果物など)に目が行くくらい。だから、この本で「甘い物もごはんなども食べないほうが身体にいい」と説得を受けるのは読んでいる間中つらかった。
 それでこの10日、とりあえず甘い物は控えるよう心掛けている。それもあって、群さんの本はことのほか面白いのだった。
 死ぬ前日まで自分の好きなものを食べて95歳沒の人間もいれば、節制に節制を重ねて60歳まで生きられなかった人間もいる。だから、どういう食生活が正しくて何が正しくないのかなんて正解はない。あるいは身体に悪いのに止められない、という嗜好性の強いタイプもいるわけで、この程度で非難される謂われもないだろう。私はやや、意志が弱いタイプに属しているので、1週間に1個くらいはアイスクリームを食べる。ごはんも軽くお茶碗一杯は食べたいし、ヨーグルトにハチミツはいっぱい掛けたい。
 でも、だんだんと糖質を摂るのが怖くなっている、いかんなぁ(苦笑)。
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