テレビスペシャルとしては良いと思うが、一本の映画としてはとても褒められない出来だった
本編上映前、監督がセットのディテールについての拘りを嬉々として語り、物語が始まる。
物語はヴィクトリア朝時代と現代のロンドンを行ったり来たりしながら、モリアーティは本当に死んだのか、それとも実は生きているのかを考えつつ、死んだはずの花嫁が夫を撃ち殺した事件を追うという話。
まず、モリアーティの死んだテレビシーズン2と、しかしロンドン中のコンピュータがハッキングされモリアーティの存在をアピールしたテレビシーズン3の終わりを知らないで観たら、この映画まったく面白くないし理解できないと思われる。
テレビシリーズ全部観て、この映画も何度も思い出しながら様々なブログやウィキペディアで確認しても、まだ腑に落ちない。
本編はモリアーティの行動が読めた、ワトソン君さあ行くぞって感じな終り方ですが、う〜ん。。。全く解りませんです。
本編終了後、今度は出演した役者へのインタビューが始まるのですが、そんなことよりモリアーティは生きているのか?死んだ(本物の)花嫁は棺おけの下に埋められているのか?もやもやした気分で、心ここに在らずという趣でした。
公開期間1ヶ月で一週間毎に替わるオマケ付きの上映らしいのですが、これは4回観に来いというメッセージかと邪推してしまいました。多分、半年後にテレビでやると思うので、その時観るのが合理的だなという結論に達しました。
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