これ以上の苺はないはず(^o^)

　朝9時半、お見舞いという熨斗紙に包まれた苺と苺ジャムのセットが届いた。目が点になるくらいの大粒で、真っ赤に熟している。有機農法で栽培されたというチラシが同封されていた。
　一粒、食べてみる。ただ甘いだけでなく、苺本来の香りと馥郁とした風味があって、テレビの食番組で紹介される一ケース数千円の苺みたいだ、と思った。いちばん上等なもので千疋屋の苺くらいしか知らないんだけど。
　お気持ちも嬉しければ、味わい深い苺も嬉しい。恥ずかしながら元気が出た。
　胃潰瘍の予防薬と入眠剤を処方してもらうべく、自転車に乗ってかかりつけの病院へ行った。インフルエンザが流行の兆し、というニュースを先週見たので、予防でマスクをしようかと思ったのだが、大袈裟な気がしてやめた。
　幸い、大した待ち時間もなく簡単な診察を受けることが出来た。
　帰宅して時計を見ると、正午まで30分くらい時間があったので、ずっと放置し放しだった唐辛子バケツ畑12鉢の整理に着手した。といっても土を裏山に捨てて同量の土を持ち帰るだけのことだが、この程度のことも体調不良で出来なかったのだった。
　土作りが1カ月遅れた。山の腐葉土混じりの土と、コーヒー豆のかすを集めておいたものや鶏糞を混ぜ合わせ、3カ月ほど庭の隅に置いておくと、ミミズがうじゃうじゃいるような土になる。（想像しただけで身震いしたくなる人もいるだろう）
　正午、NHKのニュースを見る。最初のニュースはアメリカの大統領予備選だった。長々とやってるのだが、日本との友好関係（軍事同盟）をやめるという候補でもいるならともかく、どうして今の段階でここまで詳しく報道するのかがさっぱりわからない。原発立地県の知事選でさえトップニュースにならないことを鑑みると、日本は米国の51番目の州になったのだろうか、ちなみに最後のニュースは、国税庁をはじめいくつかの省庁のHPがアノニマスと見られる集団からサイバー攻撃を受けて現在閲覧出来なくなっている、というものだった。どう考えてもこちらがトップに来るべきだろう。サイバー攻撃というのはテロであり、それが政府機関への攻撃であれば戦争と言うべき事犯だ。NHKは「国営放送」なのだから、自覚が足らなさ過ぎだ。
　昼食後、苺のお礼状、さらに友人に一枚はがきを書いた。毎日ペン字の練習をしている割には成果が見られない。勉強の出来ない子の心境。
　書き終わって、ラズリの散歩を兼ねて郵便局へ。52円の切手が残り少なくなったので、記念切手シートを買い求めたのだが、一昨年くらいから多くの切手が「シール」状になったのが不満だ。水で濡らして貼る、というほうが封筒と平行して貼るのに都合いい。シールだといったん貼って歪んでいるからといっても貼り直せないのだ。図案がどんどんと安っぽくなる一方で、大きさも徐々に小さくなってきている。ディズニー・キャラの切手が異様に多いのだが、これもアメリカ51番目の州だと思うと一定、理解出来る、かな。