「ここは病院です。安心して下さい」

大病院の救急患者受け入れ口です。
ストレッチャーと、看護師さんと緊急医が待ち受けてい
ます。

そこに、とにかく口から鼻から出血している患者が搬送
されてきます。
救急医が、患者さんに向かって、「ここは、病院です。
何事が起こっても大丈夫です。安心して下さい」と、肩
をたたくと、それだけで出血が止まるという話を、大親
友の医師から聞いたことがあります。

人間の心と肉体は、直結しているのです。

震災の時に、生きるや死ぬや悩んでおられる被災者の皆
さんに、「安心して下さい！」と、伝えれば、とにかく
心の平安がえられるのになあ。元気が生まれて来るのに
なあ。

政府が出来ないのなら、我々が「安心して下さい」宣言
をやろうと決意しました。

ボランティア軍団に言いました。
「これから住めるところがあるのでしょうか」という相
談には、「間違いなく出来ます」と、言って下さい！

政府は返事が遅いだけの話で、この国を信じよう！
「大丈夫ですか？」心配そうな彼女らの肩を押しました。
任しとけ、責任は、俺がとる！