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2015年12月16日04:37

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お迎えの紫雲

あと幾つ大晦日を迎えることが、出来るだろう。

ふと思う年の暮れ。
どれだけの人に助けられて来たのだろう。

昨日の夕方携帯に電話が鳴った。

何十年も前のお得意様だった人からだ。

実家の山を管理していて、バーベキュー施設を持ち、毎日何百人も利用しているとか。

僕が元気にしているか、会いたいとか、幾つも山があるから好きに使っていいとか、一緒に余生を送りたいとかの内容でした。
私よりかなり、年上ですが、よく人生の悩みを聞いていただけで、とても感謝され、
よく山の御殿に招かれた。

頼まれて掛軸を書いたりしたので、川のイケスで飼っているヤマメなどをどっさりくれた。

ありがたいお話は今でもあります。

新しい会社を立ち上げた。


重役で迎えたいからとか、私は何故か歳上の社長さん達に好かれるのです。


社長さん達に書を教えに回っていたこともあるから。


書には人柄が現れるからと、禅の心を随分説いたりしていましたから。

ありがたいお言葉ですが、丁重にお断りしています。

10年も20年も経って、突然思い出して、調べて電話してきてくれる事に深く感謝しています。

とても魅力的な条件のお話しですが、今の私はやはり良寛さんみたいになっている。

地位や身分や金銭にはもう用はない。

今日生きていける
米(五合)と薪(たきぎ)になる枯れ葉があればいい。

いつからか、良寛さんの生きざまに似てきているのかも知れません。

昔から、子どもに自作の童話や紙芝居を聞かせて、

生きる喜びを

伝えて行けたら

と願っていました。

今ではお年寄りも入って来ましたが。


そして、ある時に紫雲(しうん)がやって来て、お迎えが来ると信じています。

夕方の空を見るたびに、まだお迎えは来ないなと考えています。

修行が足りないと紫雲は来ないのかも知れません。


今日の夜も良寛さんの番組を観たいと思います。
 
合掌













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