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2015年12月15日02:56

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寂しさ

昨日は楽しい事があったので幸せ気分です。

キスチョコ頂いた。
あと二個しかないし、食べれなかったから。

お布施に感謝です。

ところで、私はチャリンコ移動を日常にしています。
季節の花や草木を眺めたり、触れたりするのが好きだから。

雨も大好きです。
カッパに当たる雨音が体を浄化してくれてるようで好きです。

若山牧水の
「なまけ者と雨」を
紹介します。

『すべての企てに疲れたやうな心には、

まったく雨がなつかしい。

一つ一つ降ってくるのを仰いでいると、

いつか心はおだやかに
凪(な)いでゆく。

怠(なま)けているにも

安心して怠けていられるのをおもふ。』

静かに降ってくる雨を眺め、雨の音を聞いていると、
「安心して怠けていられる」と述べています。

癒しと、安堵の気持ちがただよっている詩だと思います。

私も同じように感じています。
私は昔、雨の童話を作りました。

雨の嫌いな子どもにお父さんが雨具を買って来ました。

女の子には傘。
雨音がして、色が変わる楽しい傘です。

男の子には長靴。
水溜まりに入ると
音楽が流れて来ます。

二人は早く雨が降らないかなと、

てるてる坊主でなく

雨降り坊主を作って
軒につるしていたとさ。

そんな童話です。


『寂しさはひとを真面目にする』

(武者小路実篤)

寂しさを知る人は、
謙虚になれる。

謙虚さを持っている人は、人間として素晴らしいところを持った人と述べています。


森鴎外も同じようなことを述べています。

『寂しがらない奴は鈍感』

寂しがらないやつは、

神経の鈍いやつか、

そうでなければ、

神経をぼかして

世を渡っているやつだ。

森鴎外は明治の文豪であり、軍医でした。


世の中を渡るには、
さびしい思いをしたり、うつうつした気分になるものです。
そうならない人は、
神経をぼかして世を渡っているやつだ。
と批評しています。


時おり襲ってくる寂しさや、先行きの不安などは人生を真面目に生きている証なのです。

恥ずかしい事ではないのです。

ワイワイ騒いで過ごす人は、苦難の修行から逃げているのです。

今日を生きる皆様の

エールになれば

ありがたいです。


合掌


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