共産国家誕生（笑）

ボランティアの大学生らがじゃんじゃんやって来て、避難所
の体制は新しい局面を迎えました。

避難所を運営する会議が、校長先生を中心にする学校、わが
ＰＴＡ、避難されている方の代表者、という仕組みから、
学校、ＰＴＡ，避難者代表、ボランティアの４者会談に変わ
りました。

毎晩、夕食が終わってから、校長室で４者会談が行われるよ
うになりました。

震災後、１週間後ぐらいからのことです。
責任者は校長、副責任者が教頭とＰＴＡ会長、食事の用意や
ら救援物資の配布は避難者代表とボランティアということに
なりました。

先生方は、避難者の方のことを手伝うけれど、生徒らの安否
に重点を置くことになりました。

ボランティアの皆さんを、救援物資の責任にしたのは良いの
ですけど、考え方が「かちかち」で、共産国の指導者のよう
なことに傾きました。公平が、大原則になりました（笑）

そんなことでは、世の中うまくいかないこともあります。
そこで、ボランティアルームに「浦上の棚」というものを
作ってくれ！とお願いしました。