ベルリンも真ん中を流れるシュプレー川周辺が一番低く、川から離れるにつれて高度が上がる=上り坂になる。そういった地区には山という名の付く場所が多い。Schöneberg、Prenzlauer Berg、Kreuzbergなど。Prenzlauer Bergからの帰宅ルートは町の中心までずっと下り坂。気持ちよく流せるが冬は寒い。
下ってくると中央駅付近で川にぶつかる。
中央駅は右上の船溜り跡の脇。秋葉原とかにもこういった船溜りがあったそうだ(ブラタモリ)。
この辺りは昔は町はずれで、終端駅が幾つかあったが、戦争で爆撃された後、復興される事無く廃墟化していた。
川に沿った道を行く。中央駅の反対側は国会。
昔は国会前に「ベルリン天使の詩」で有名になった戦勝塔が建っていた。
そしてすぐ首相府。
ほんの少し離れて文化センターHaus der Kulturen der Welt(世界文化センター)。もともとは戦後コンヴェンションセンターとして建てられた。西ベルリン時代には「孕んだ牡蠣」という渾名があったが最近は余り聞かなくなった。
川を少し離れ大きなロータリーGrosser Sternへ。戦勝塔はここの方が似合っている。
シャーロッテンブルク門。ここから先はシャーロッテンブルク区という事になる。
工科大学や芸大に囲まれた道を進むと再び大きなロータリー、Ernst-Reuter-Platzに。
ここは戦前はKnieと呼ばれていた。60年代に大幅に作り替えられて、それまでは多くのトラムが走っていたのが廃止になった。
ここまで来れば家までは5分。冬は真っ暗な中を走るが夏は真昼と同じ。寒いので汗をかかないようにスピードを落として走る。といっても余りゆっくりだと寒いのでスピード調節はなかなか難しい。夏なら30分強、冬は40分強かかる。
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