あれ? クランコってこんなに段取り臭く場を重ねていくような振付だったっけ?
と思うくらいの一幕目。
ロミオとジュリエットが出会うまで、作り物臭すぎて、眠くて仕方がなかった。
しかし二幕目以降、だんだん感情移入できる場がつながっていき、最終的にはかなり満足。
多分、段取り芝居みたいに見えたのは、ディレクション側の問題だろう。
舞台美術もいまいちな感じがしたし。
観客の期待はロミオ役のフォーゲルに向けられていたようだが、
僕はジュリエット役のアマトリアンが気に入った。
最初から一幕目は完璧にローティーンに見えた。
しかし惜しむらくはドラマが進むにつれ大人っぽくなりすぎたところ。
悲しい運命や、愛する男性との経験は確かに乙女を大人にするだろうが、
もうちょっと少女らしさを残した方がいいんじゃないかな?
ログインしてコメントを確認・投稿する