690DUKE、最大の欠点ウォーターポンプシールの漏れを先日シールの入れ替えで
ある程度は直ってたんだけど、やはりまだ漏れてるみたいなので再度入れ替えました。
同じ事をしてもまた漏れるので、今回は色々と策を考えました。
1.外側のシールを裏返してシャフトへの当り位置を変える
2.1枚ずつ入れずに最初から2枚を密着させて挿入する
3.シャフトの研磨
今回の交換では外側シールがしっかり入れてあったはずが片側が浮き上がり
斜めに嵌っているのが発覚しました。 原因は、挿入時にシールとシールの間へ
圧縮された空気が閉じ込められた事による反発と考えられる。 その証拠に奥側シールは
一番奥まで押し込められ背面に磨耗跡が見られる。
斜めになったシールは磨耗跡から判別してもシールとして殆ど機能していなかった様子。
奥側のシールは通常の磨耗だが1000km走行でも思ったより減りが早い感じ。
交換後
少し斜めに入ってしまい、やや強引にハンマーで真っ直ぐに直したのが気になるが
80kmの走行テストでは異常なく、冷却水の減りは見受けられなくなりました。
交換前は、走る→リザーブ水位変化なし エンジン冷える→リザーブ水位下がる
走行直後→冷却水の甘い香り
交換後は、走る→リザーブ水位上昇 エンジン冷える→リザーブ水位が元の位置へ
走行直後→匂い無し
と、なんとか直ったようです。結論を言うと、シャフトの磨耗は防げないが
シールを正しく入れればかなり筋が付いてても大丈夫。最悪でもシールの挿入位置や
裏返しにする事で延命可能。
以上、興味ない人にはなんの事かサッパリな覚書でした。
ログインしてコメントを確認・投稿する