観察「点滴」

実は本日、この歳になって、生まれて初めて点滴を受けた。

少々、体調不良だったので、妻がお世話になっている近所の病院に行った。

混んでいたが、妻の主治医がすぐに診てくれた。

我輩も知っている、メタル好きの主治医なので、すぐにメタルの話で盛り上がり、診察は楽しく終わった。

我輩は云った。

「週の始めで忙しいので、注射して貰えませんでしょうか。」

主治医が答えた。

「最近は、肺炎くらいにならないと注射はしないんですよ。点滴しましょう。」

予想外の展開で驚いた。

だが、断る理由も無いので、お願いした。

１時間程度、点滴を受けながら、予想外にリラックスした時間を過ごせて、我輩は満足した。

主治医が様子を見に来て、またメタルの話をした。

主治医も嬉しかったのだろう。

そして、我輩も嬉しかった。

先ほど点滴が終わったばかりの右手で、日記を打っている我輩であった。


これから事務所に戻って残業である。

点滴した分、頑張らなければならぬ。