土曜日は17℃だった。今日日曜は15℃。今時としては暖かすぎる。南ドイツは20℃位まで気温が上がっているらしい。晴れて気持ちよいのだが何となく気持ちが悪いような気もする。余り深く考えずに好天を楽しむため昼から自転車で出かけた。とりあえず電車でポツダムまで出て、そこからZempliner SeeSchwielowseeという2つの繋がった湖を周回する。32キロ程。
ラジコンのヨットを走らせている、と思ったらホントのヨットも。この季節、ヨットは全て陸に上げてパッキングされているのが普通。
ブナの木が目立つ。木の周囲に丸く落ち葉が積もっている。森の中のブナはもっと細く高く育つが、一本立ちのブナは枝を丸く大きく広げる。枝垂になるものも結構あるようだ。
Luftschiffhafenという地名の場所を通る。ここは20世紀初頭にツェッペリンが飛行船の発着所を造成した場所だ。第一次大戦中は飛行船大隊が駐屯していた。が、戦後関連の建物はベルサイユ条約により取り壊された(残念!)
今は新しいスポーツセンターが建っている。
20年代に建てられたレガッタ・ハウスは残っている。
湖に沿って森の中を走る。落ち葉で路面が見えない場所が多い。
と、家内があわや転倒。どうしたのかと駆け寄るとガードがひしゃげていた。タイヤとの間に小さな枝が、、、これが原因。径1センチ、長さ10センチ程度の小さな木の枝でもタイヤとガードの間に入ってしまうと車輪をブロックしてステンレスのガードを一瞬で180度クニャリと折り曲げてしまう。下手をするとタイヤに刺さったりもする。ステーは両側ともモゲていた。取り敢えず曲がったガードを少し戻し、フォーククラウン下のナットを外してガードを取り外した。怪我にならずに良かった。
ガードの成れの果てをカゴに積んで走り出す。
見晴らしの良い場所で休憩。自転車の人、散歩の人、今日はさすがに人出が多い。
今日は日没過ぎまで自転車に乗っている予定。長く暗い冬に備えてシュミットのライトとシャッター・プレシジョンのダイナモを奮発したので暗い道でも気が楽。
このルートは定番の一つだが、今日は普段とは逆回り。段々空の色が変わってくるのを楽しみながらのんびり走る。家からロードバイクで出かければ往復で80キロ強のコースになる。それもまた悪くないのだが今年はロードバイクで走る機会が極端に少なかった。毎日の通勤だけではトレーニングにはならない。
渡しのカフェでお約束のコーヒーとケーキを。湖に突き出たテラスで渡し船が往来するのを眺めながら梨のケーキを楽しむ。暗くなってくる中、漁師がボートから網を投げていた。ウミネコ/カモメ?が群れていた。本日の日没は16時24分。ここから8キロ程走ってポツダムの駅に17時15分に到着。18時に帰宅。
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