『翔太と猫のインサイトの夏休み』(永井均/ナカニシヤ出版)
http://www.nakanishiya.co.jp/book/b133851.html
を10年ぶりに読み返します。
哲学の本です。
10年前に読んだときのことは、すっかり忘れています。
初めて読むような新鮮な驚きに襲われます。
10年間、それなりに哲学の本を読んできたはずです。
でも、それは、哲学ではなかったかもしれない、と、
この本を読み返して、思い知らされます。
私は、「植物に魂はあるか」を考え続けています。
この本に、「魂」について、ほんの1、2行、言及があります。
「魂」なんかじゃなくて、「これ」だと、痛感します。
「これ」って、何?
「何」とは言えない、「これ」なんです。
なんじゃ、そりゃ?
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