mixiユーザー(id:18419990)

2015年10月06日11:50

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昨日「村上海賊の娘」を読破

 前回の読中感想文では言い過ぎた。以降、怪獣は出て来ない。そんな主題は本書には無い。

 代わりに怪人が出てくる。既に出て来ているのだが怪人に変身する。
 この怪人がめっちゃ強くて、以降は「ターミネーター」とか「エイリアン」の様相になる。はらはらどきどきのエンターテイメントだ。主人公が女性で敵が怪人だから自ずからそうなる。これ等は映像でしか表現し得ない様に思える。駄菓子菓子、これを文章で表現し得た筆者の文章力に驚愕だ。

 この小説の主題が何であるのかは、私の様な浅学な者にはわからない。ただ、これではないか?と推測する文章を終章から引用したい。
「いずれの人物たちも、遁れがたい自らの性根を受け入れ、誰はばかることなく生きたように思えてならない。そして結果は様々あれど、思うさまに生きて、死んだのだ」
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