私は生き方のヒントをあらゆる所から学んでいます。
仏教のお経、般若心経、聖書、古典、偉人伝
、漢詩、雑学書等からです。
今日は古典より、
徒然草からヒントをお借りしました。
『人の身に止むことをえずしていとなむ所、第一に食ふ物、第二に着るもの、第三に居る所なり。
人間の大事、この三つには過ぎず。
餓えず、寒からず、風雨にをかされずして、しずかに過ぐすをたのしみとす。
ただし、人みな病あり。病にをかされぬれば、その愁い忍びがたし。
医療を忘るべからず。
薬を加へて、四つの事、求め得ざるを貧しとす』
(生きていくためにどうしても必要なものは衣食住だ。
飢えず、風雨をしのいで静かに生きる。
そして病気を治すこと、この四つにことを欠くのが貧しいということであり、それに恵まれていれば豊かと言うべきだ。
この四つの他のものを求めるのは贅沢だ。
それさえ得られれば何の不満もいりはしない)
贅沢を好まない
吉田兼好らしい言葉です。
『生きていくために
必要なものは
これだけだ』と
決めてしまう考えをすれば、気が楽になるもの。
欲望にはきりがないから悩む元になる。
以外は
『求めない』
中々難しいですが、
先人の折角の教えですので、一度考えてみるのも必要ですね。
昼休みにて
合掌
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